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自然体験
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平成13年10月21日(日) くもり
秋まっただなかのファンフォーレストでは、ヤマウルシやダンコウバイ、カエデ、ヒュウガミズキ、コシアブラなど、徐々に色づき始めた紅葉がお出迎え。あいにくの空模様にもかかわらず、10月最初のツリークライミングには、9家族35名の元気な参加者が集まった。
09:00~ | 受付&準備受付を終えた参加者から順番に、TCJ(ツリークライミングジャパン)のスタッフの指導のもと、クライミングサドルを装着。本日、参加のきっかけは「山に来たくて」「自然に触れあいたくて」「久々にアウトドアを満喫したくて」という自然派志向の人が多数。中には「去年の夏のキャンプで嵐に見舞われたので、リベンジ参加」という、はりきり親子も。 |
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10:00~ | 森の中の開会式森の中の開会式では「今日は暑くもないし、寒くもないし最高ね!」とジョン・ギャスライト氏。参加者全員と一緒に木を囲んで大きな輪に。「今日は木登りするだけじゃなくて、木と友だちになろうね。木を触ったり、匂いをかいだりしてみてね」「レースじゃないから、マイペースで登ろう」「人によって高い低いは違う。大人にとっては『低い』かもしれないけど、子どもにとっては『すごく高い』だったりする。大人はそういう視点を大切に」とギャスライト氏のあいさつ。 |
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10:10~ | 木のものまねストレッチスギやコナラ、縄文スギになりきってのストレッチ運動。仕上げは、木が地中から水を吸い上げて葉を落とすまね。「ちょっとは、木の気分になった?」とギャスライト氏。ストレッチ終了後、本日のスペシャルゲスト、マムシくんの登場!「森にはいろいろなものがいるけど、害虫はいないよ。(ペットボトルに入ったマムシを見せながら)これも悪いものじゃない。でも、見つけたら教えてね」と参加者に回覧。
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10:15~ | ツリークライミング各グループ2名ずつインストラクターがつき、コナラ、アカマツ、ケヤキ、カラマツの4つのグループに分かれてツリークライミング開始。登り方の説明を聞き、子どもたちからスタート。最も速く登ってしまった兄妹は、木の上で大はしゃぎ。「いつも近所の木に登って遊んでるんです。やっと才能を発揮できる場所に巡り会えた感じ」と兄妹のお母さん。一方、登るときに足を引っ掛けるフットロープを使わず、手の力だけで登ってしまう木登り天才児も出現!みんなの注目の的に。高所恐怖症だというボクは、高所恐怖症のお母さんと共に、それを克服。「階段やベランダの方が怖い。自然の中だと高く感じないの。すごくいい気分。今日は子どもと二人、大収穫です」とお母さんも喜びの声。木の上に張ったツリーボート(ハンモック)の上からは「もう帰らないよー」「すがすがしいー」と叫ぶお父さん2人。木の下に張った待ち合いツリーボートでは、寝そべって「気持ちいいー」と下から森を堪能するお母さん。みんなマイペースで、それぞれに木との触れあいを楽しんだ。
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12:00~ | 昼食&森の音楽会森の中で、音楽会を楽しみながら昼食タイム。演奏者は自作の木製楽器を使って地元で演奏活動を展開する「カタリコ」。ホオやマツをくり抜いて作った「うくんく」「ドラスリ」という打楽器、おひつで作った「まんま」という弦楽器から心地よいハーモニーが奏でられ、森と一体に。ギャスライト氏は昼食中の家族を訪問。「僕たちツリークライマーは、写真を撮る時は『チーズ』じゃなくて『ツリー』ね」と、いつものお約束「ツリー!」を叫んで、にっこり記念撮影。
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13:20~ | ロープのかけ方レクチャーギャスライト氏がショットパウチとスローラインという道具を使い、「木にロープをかける方法」をレクチャー。高い木のてっぺんめがけて「エイッ」と投げるも、1、2回目失敗。3回目も......しかし秘密兵器の大きなパチンコ登場で、見事成功。この大きなパチンコに、小さな子どもたちの興味が集中。そこで、おチビちゃんたちによるパチンコ体験隊結成!ギャスライト氏がやさしく指導。
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13:45~ | クラフト&ツリークライミング雲行きが怪しくなってきたため、午後のツリークライミングは一部予定を変更し、希望者のみ、テント内でTCJスタッフによるクラフト体験に。森で材料集めをしたあと、オリジナルペンスタンドづくりに没頭する。しかし、やっぱり一番人気はツリークライミング。2本の木に大勢の参加者が集まり、名残惜しみながら木登りを楽しんだ。そしてクラフトが完成する頃、雨がポツリポツリと降ってきて、ツリークライミング終了。
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14:50~ | 閉会式&記念撮影 |