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自然体験

平成15年

自然体験 | 組合員レポート

ジョンさんと森で遊ぼう! ファンフォーレスト

平成15年10月4日(土)晴れ
参加者 8組41名

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ハギ、ツルリンドウ、アケボノソウ、アキノキリンソウ...奥ゆかしい秋の花々に彩られたファンフォーレスト。いよいよ秋本番の森で、元気いっぱいに木登りを楽しんだ

10:00~

森の中でウォーミングアップ

「ジョンさ~ん!」。森の中に隠れたジョン・ギャスライトさんを探す参加者。そこへ突然「パオ~」という大きな声。見上げると20mほどのアカマツのてっぺんに、なんとジョンさんの姿が。「木の上から見る世界は最高だよ~」とジョンさん。続いて地上に下りてきたジョンさんと一緒に輪になり、地面に寝ころんで森を見上げる。「今、目に見える風景を心のカメラで撮っておいてね。後で木の上からも撮ってみて」。全員、心のカメラで"カシャ!"。木のものまねストレッチで心と体をほぐしたら、準備万端。

←縄文スギになりきり中。
10:25~

ツリークライミングスタート

4つのグループに分かれ、まずは自己紹介。好きな動物を言うなど、TCJ(ツリークライミングジャパン)のインストラクターによって、自己紹介のスタイルはさまざま。ロープでセーフティノットという安全を確保するための結び方が完璧にできるようになったら、ツリークライミングスタート!

子どもたちがいっぱいのグループは最初から賑やか。みんな、おへそを出して大奮闘!しばらくすると、木の上には"ちびっ子みの虫大集合"の図が完成。木に登るのを怖がっていた男の子もジョンさんのサポート&アドバイスで、見事ツリーボート(木の上のハンモック)に到達。一方、大人も木の上で童心に帰っている様子。ブランコのようにゆらゆらしたり、枝の上に腰掛けたり。「木ってすごいですね。こんなに楽しませてくれるなんて。後から家族みんなで思い出話をするのもすごく楽しみ」「今までと違う視野を見つけました」と大満足。

↑歌い出したくなっちゃう楽しさ! ↑木の上に、みの虫(?)がいっぱい!
12:00~

森で昼食

家族ごとにお弁当を広げて昼食タイム。おいしい空気が一番のごちそう。

12:30~

ネイチャーゲーム「ミクロハイク」

昼食後は、恵那山ネイチャーゲームの会による、自由参加のネイチャーゲーム。虫めがねと1mほどの糸を使った「ミクロハイク」は、虫の視点で自然を探険するユニークなゲーム。糸を自分の見たいコースに置き、糸に沿ってはいつくばりながら虫めがねをのぞいて前進する。「ただの草むらがまるでジャングルみたい」「ドングリってシワシワがあるんだね」と、まるで虫になったような気分を味わう参加者。「何も自然がないと思えるようなコンクリートの上にも虫を発見したりします」と清藤さん。

12:50~

ツリークライミング午後の部

「今、ミクロハイクでミクロの世界を見たね。今度は再び木の上の世界へ行くよ。僕は80mの木に登った時、自分がアリになったような気持ちだった。毎日の生活の中でも、いろんな立場になっていろんな視点に立ってみることが大事ですね」と、ジョンさんの言葉で始まったツリークライミング午後の部。ごはんを食べて少し体が重くなった(?)せいか、全体にゆったりペースで登る。登り方もすっかり板について、まわりの景色を楽しむ余裕も。

←バンザーイ!目標のツリーボートに乗ったよ。
14:00~

「森のスライドショー」

続いて、講師の清藤さんによる「森のスライドショー」。森の中を散歩しながら葉っぱ、花、木の皮など、心にピンとくるものを探し、オリジナルスライドをつくるという遊び。スライドの小さな枠の中には、めくるめくアートの世界が繰り広げられた。完成したら輪になり、ほかの人がつくったスライドを次々に回して「ほぉ~」と鑑賞する。次に自分のスライドにタイトルをつけ、木の間に吊すと、あっという間に森が美術館に変身!「こんな森の楽しみ方もあるんですね。感動しました」と参加者も感心しきり。「スライドに入れられない素敵なものもいっぱい見つけたことと思います」と清藤さん。

←「コオロギなどつぶれそうなものは入れないでね」と清藤さん。
←スライドを回覧し「ほぉ~」と感心しながら鑑賞。
←森の中で見つけたものがアートに!
15:00~

ジョンさんのデモンストレーション

朝、ジョンさんが登場した20mのアカマツに、ロープをかけるデモンストレーション。参加者は一体どうやってロープをかけるのか不思議そうに見守る。手でショットパウチ&スローライン(砂袋と細いロープ)を投げる方法と巨大パチンコを使う方法を、やってみせるジョンさん。

15:20~

閉会式&記念撮影

木に登った証明書をジョンさんからもらって参加者は大満足。いろんな視点から森を楽しんだ1日だった。

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