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和紙ちぎり絵

平野流和紙ちぎり絵代表
平野 滋子

ちぎり絵に使用する主な和紙

【和紙の種類】


1.板締め紙(いたじめし)
特徴 濃淡がある紙。
染めた時に出来る板の線が特徴。
ちぎりやすく、どんな作品にも最適。
使い方 茶系の紙は自然界の木、緑系の紙は、草・葉などに多く使う。

2.雲竜紙(うんりゅうし)
特徴 和紙の中に太い繊維が入っていてちぎりにくい。
ちぎった時に毛羽立ちが多い。
使い方 光をだしたいところに光の表現、繊維だけを取りだして葉の葉脈に使う。

3.揉紙(もみがみ)
特徴 裏面が凸凹している変化のある紙。
光の反射角度では凸凹が効果的。
使い方 紙が厚いのでバックに適している。遠近感をだす時に2、3枚とはがして使う。

4.極薄紙(ごくうすし)
特徴 一般に典具紙とも言う。
透かしてみると向こうが見える程、極端に薄い紙。
無地やぼかし染がある。
使い方 濃淡をつけたい時に使用。重ね貼りをするのにも最適。

5.落水紙(らくすいし)
特徴 全体に穴があいている薄い紙。
穴の大きさや、穴の形は色々ある。
使い方 白の紙は、雪の表現に使う。
色や柄ものは、人物の服装や動物の体に使う。

<中日文化センターでの教室風景>
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