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自然体験

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
木の実とドライフラワーアート体験&茶摘み&ワラビ採り体験(豊橋発)

平成30年6月2日(土)晴れ
参加者 17組45名

  • 案内人/菊池千春さん
    岐阜県郡上市明宝出身。名古屋市緑区在住。2000年世界押花芸術協会奨励賞、2000年和歌山県教育委員会賞、2003年長野県知事賞。その他、佳作・入選多数。現在、自宅アトリエにて押花教室を開催。ちいさな子どもから年配の方まで幅広く指導している。
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汗ばむほどの陽射しが初夏の訪れを感じさせる東白川村へ。特産の白川茶はまさに新茶のシーズン真っ只中。緑豊かな自然の中で心と体を思い切り解放した一日となった。

10:20~

開会式

 バスでこもれびの館母屋に到着すると東白川村の村雲和裕さんより本日のスケジュールが紹介された。その後、同村の今井俊郎村長が歓迎のため来場、あいさつを頂戴する。「明治22年に三つの村が合併して来年130周年を迎えます。岐阜県には今、合掌造りで知られる白川村とこの東白川村の二つしか村がありません。村の人口は2,300人、皆さんもぜひ関連人口になってください。村では、東濃ヒノキで家を建ててくださる方に100~150本の東濃ヒノキの柱を差し上げる『フォレスタイル事業』をやっています。10軒の工務店で年間20軒ほど手がけております。田んぼ、山、木曽川の水を守ることになり、移住してきた方は皆さん空気がおいしいと言われます。今日はどうぞ一日楽しんでいってください」。

村長あいさつのサプライズ

 続いて本日の案内人、菊池千春さんが紹介され「今日は東白川村のヒノキの実、私が住む名古屋市緑区の木の実、私の出身地岐阜県明宝村(現郡上市)の木の実を使って豊かな自然を感じる作品を作ります」とあいさつ。

10:50~

木の実とドライフラワーアート体験

菊池さんのアドバイスを聞きながら

 味彩工房へ移動してアレンジメントに挑戦。「まずは全部の木の実にワイヤーをつけていきます」と菊池さん。ヒマラヤスギ、カラマツ、アンバー、タイワンフウ、カザリナ、ヒノキ、フラワーコーン、ブナ、シナモン、ドングリ......おなじみの木の実もあれば珍しいものもあってワクワクしながら作業が進む。次に、発泡スチロールに木工用ボンドをつけて容器の中にぎゅうぎゅうに詰め、その上に紙粘土を詰めてオアシスのような土台を作る。「大きめの実を三角形に配置してから、残りの実や飾りの花や葉やリボンを間に刺していくとまとまりやすいです」との菊池さんのアドバイスを参考にしながら自分だけのオリジナル作品作りに没頭。「最初に材料を選ぶ時、我が子のセレクトに、それを選ぶの?と思ったけれど、完成したら我が子の作品が一番素敵だった(40代女性)」「おうちでお留守番している2歳の妹にこのお花をあげたい(5歳女の子)」

おしゃれな作品が完成!
12:30~

山の幸バイキング

 ぐっと集中して作品を作った後は、お腹もペコペコ。隣の「レストラン味彩」へ移動して毎回大好評の山の幸バイキング!地元ならではの旬の食材満載の10種類のメニュー&オリジナルカレー4種や桜・お茶・トマトを使ったオリジナルスイーツも3種類。手作り豆腐や山菜の天ぷらなど、どれも絶品。今回はこの季節ならではの茶葉の天ぷらが大人気!「どれもおいしくて大満足(60代男性)」

13:40~

茶摘み体験

 東白川村の村雲さんより茶摘みの説明を受け、茶葉を入れる籠を腰につけて茶畑へ。ヒノキの林を抜けると、開墾して50年間一切農薬を使わず栽培している茶畑に到着。今年は一気に暖かくなったので一週間ほど成長が早いそう。そのため「一芯一葉(いっしんいちよう)」で軟らかいところだけ手摘みする。爪を立てると傷つき酸化するので、指の腹でポキンと折るのがポイント!やわらかい新芽は、天ぷらにしてもよし、手作りの釜煎り茶で味わってもよし!手摘みのあとはハサミによる手刈りや機械刈りも体験し、茶摘みを存分に満喫した。
「ただ観光地に行って見て回るだけでないところが特別なツアー。なかなかお茶摘みは体験できない(30代女性)」「季節の恵みに癒された(60代男性)」

いっぱい摘んだよ
13:55~

ワラビ採り体験

 お待ちかねのワラビ採り。慣れた人から、初めて体験するという人までさまざま。「ワラビはポキンと折れるところから折ってください。開いたワラビの下に隠れてます」と村雲さんのアドバイスを受け夢中になる参加者。ワラビの根っこから葉っぱの先までの長さを競うコンテストも行うため、同時に葉の開いた長いワラビも探索!「6年前に、おばあちゃんと参加してお茶摘みとワラビ採りが楽しかったから、今日は部活休んで来た(中2女子)」

いっぱい採れた!
14:55~

白川茶とわらび餅で一服&閉会式

 ワラビ採りの後は、ワラビの根から作るわらび粉を使ったモチモチのわらび餅を、白川茶の新茶と共に味わうという贅沢セット。村雲さんによるおいしいお茶の淹れ方の実演があり、この特別なお茶はコンテスト入賞者だけが味わえる。
 ワラビの長さコンテストの結果発表と表彰式も行われ、1位はなんと驚きの262cm!
 菊池さんから最年少の参加者に、1~3位は東白川村より記念品が手渡された。
 「今日作った作品、しまいこまずぜひ飾ってください。今度はご家族で東白川村に遊びに来てくださいね」と案内人の菊池さんがあいさつ。お土産は、釜煎り茶を自宅で作るためのレシピと、ワラビのあく抜きのためのワラ灰とレシピ。そして新茶。「お茶は好きだけど、お茶のことをよく知らなかった。お茶の淹れ方を覚えられた(中1女子)」「俳句の材料をたくさん拾えた。スタッフの親切が一番心に残った(80代女性)」「娘と一緒にいろんな体験ができて思い出に残った(40代男性)」

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