愛知県共済

組合員サービス

自然体験

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
木の実とドライフラワーアート体験&茶摘み&ワラビ採り体験(名古屋発)

平成30年5月27日(日)晴れ
参加者 15組39名

  • 案内人/菊池千春さん
    岐阜県郡上市明宝出身。名古屋市緑区在住。2000年世界押花芸術協会奨励賞、2000年和歌山県教育委員会賞、2003年長野県知事賞。その他、佳作・入選多数。現在、自宅アトリエにて押花教室を開催。ちいさな子どもから年配の方まで幅広く指導している。
  • ※ このページにある写真をクリックすると拡大写真を見ることができます。

目も心も癒やされる、新緑まばゆい東白川村へ。特産の白川茶は新茶のシーズン真っ只中。心と体を自然の中で思い切り解放した一日となった。

10:20~

開会式

 バスでこもれびの館母屋に到着すると東白川村の村雲和裕さんより本日のスケジュールが紹介された。その後、同村の安江良浩参事が歓迎のため来場、あいさつを頂戴する。「明治22年に三つの村が合併して来年130周年を迎えます。岐阜県には今、合掌造りで知られる白川村とこの東白川村の二つしか村がありません。明治期に廃仏毀釈によって寺がなくなり、今も神道の村です。四季折々楽しめて、新緑の季節は平成元年から始まった『つちのこフェスタ』が開催されます。毎年賞金をかけてツチノコを探す祭りです。本物でなくても、ツチノコの形の金銀プレートを見つけたら100分の1の賞金がもらえます。東濃ヒノキ、白川茶、朴葉寿司など特産品もたくさんあります。これからも東白川村を愛していただければと思います」。
 続いて本日の案内人、菊池千春さんが紹介され「名古屋市緑区から参りました。岐阜県明宝村(現郡上市)出身です。ブーケや木の実・押し花作品作りの教室をしています。小学校等でも教えています。今日は木の実やドライフラワーなどを使ってアレンジ作品を作ります」とあいさつ。

10:50~

木の実とドライフラワーアート体験

菊池さんに教えてもらいながら

 味彩工房へ移動してアレンジメントに挑戦。「まずは全部の木の実にワイヤーをつけていきます」と菊池さん。ヒマラヤスギ、カラマツ、アンバー、タイワンフウ、カザリナ、ヒノキ、フラワーコーン、ブナ、シナモン、ドングリ......おなじみの木の実もあれば珍しいものもあってワクワクしながら作業が進む。次に、発泡スチロールに木工用ボンドをつけて容器の中にぎゅうぎゅうに詰め、その上に紙粘土を詰めてオアシスのような土台を作る。「大きめの実を三角形に配置してから、残りの実や飾りの花や葉やリボンを間に刺していくとまとまりやすいです」との菊池さんのアドバイスを参考にしながら自分だけのオリジナル作品作りに没頭。「自分の部屋に飾りたい(小学6年男子)」「帰ったら木の実を拾ってきて子どもたちにも教えてあげたい(30代女性)」

おしゃれな作品が完成!
12:30~

山の幸バイキング

 ぐっと集中して作品を作った後は、お腹もペコペコ。隣の「レストラン味彩」へ移動して毎回大好評の山の幸バイキング!地元ならではの旬の食材満載の10種類のメニュー&オリジナルカレー4種や桜・お茶・トマトを使ったオリジナルスイーツも3種類。手作り豆腐や山菜の天ぷらなど、どれも絶品。今回は茶葉の天ぷらと手作りこんにゃくが大人気!参加者からは「茶葉の天ぷらはこの季節ならでは(60代女性)」との声が多く聞かれた。

13:35~

茶摘み体験

 東白川村の村雲さんより茶摘みの説明を受け、茶葉を入れる籠を腰につけて茶畑へ。ヒノキの林を抜けると、開墾して50年間一切農薬を使わず栽培している茶畑に到着。今年は一気に暖かくなったので一週間ほど成長が早いそう。そのため「一芯二葉(いっしんによう)」「一芯一葉(いっしんいちよう)」で軟らかいところだけ手摘みする。爪を立てると傷つき酸化するので、指の腹でポキンと折るのがポイント!やわらかい新芽は、天ぷらにしてもよし、手作りの釜煎り茶で味わってもよし!手摘みのあとはハサミによる手刈りや機械刈りも体験し、茶摘みを存分に満喫した。
「遠くから茶畑だ、と眺めているのと、近くで手で触るのとでは印象が違った(60代女性)」。

ツヤツヤの茶葉をたくさん摘んだ
14:10~

ワラビ採り体験

 お待ちかねのワラビ採り。慣れた人から、初めて体験するという人までさまざま。腰を低く落として下から見るようにすると見つかりやすい。「夢中になって採りました。新緑の時期に東白川村に来ることができてよかった(70代女性)」ワラビの根っこから葉っぱの先までの長さを競うコンテストも行うため、同時に葉の開いた長いワラビも探索!

いっぱい採れた!
14:50~

白川茶とわらび餅で一服&閉会式

 ワラビ採りの後は、ワラビの根から作るわらび粉を使ったモチモチのわらび餅を、白川茶の新茶と共に味わうという贅沢セット。村雲さんによるおいしいお茶の淹れ方の実演があり、この特別なお茶はコンテスト入賞者だけが味わえる。
 ワラビの長さコンテストの結果発表と表彰式も行われ、1位は前日の記録を上回る248cm!
 菊池さんから最年長の参加者に、1~3位は東白川村より記念品が手渡された。

見事、入賞!

 「今日中にお茶を作ると薫り高いおいしいのができます。私も子どもの頃作ってました。今日作った作品もシナモンやヒノキの香りがすると思うのでぜひ飾ってください」と案内人の菊池さんがあいさつ。お土産は、釜煎り茶を自宅で作るためのレシピと、ワラビのあく抜きのためのワラ灰とレシピ。そして新茶。「初めて尽くしだった。今日は子どもと一緒に体験できてうれしかった(40代女性)」

このページの一番上へ