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自然体験

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
木の実とドライフラワーアート体験&茶摘み&ワラビ採り体験(名古屋発)

平成30年5月26日(土)晴れ
参加者 15組38名

  • 案内人/菊池千春さん
    岐阜県郡上市明宝出身。名古屋市緑区在住。2000年世界押花芸術協会奨励賞、2000年和歌山県教育委員会賞、2003年長野県知事賞。その他、佳作・入選多数。現在、自宅アトリエにて押花教室を開催。ちいさな子どもから年配の方まで幅広く指導している。
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目も心も癒やされる、新緑まばゆい東白川村へ。特産の白川茶は新茶のシーズン真っ只中。心と体を自然の中で思い切り解放した一日となった。

10:30~

開会式

 バスでこもれびの館母屋に到着すると東白川村の村雲和裕さんより本日のスケジュールが紹介された。その後、同村の今井俊郎村長が歓迎のため来場、あいさつを頂戴する。「岐阜県には今、合掌造りで知られる白川村とこの東白川村の二つしか村がありません。東白川村は人口2,300人で、1,000mほどの山が村を囲んでいます。山にはヒノキが植えられていて、木を元気な状態に保つにはどんどん切って使わないといけない。そこで、東濃ヒノキで家を建ててくださる方に100~150本の東濃ヒノキの柱を差し上げる『フォレスタイル事業』をやっています。また全国で最もツチノコの目撃情報が多い事にちなんで、毎年春は『つちのこフェスタ』を開催し村の人口より多い来場があります。地元の事業所が30数店舗出店するショッピングモール『つちのこマルシェ』も運営しています。町と村をつなぐことが村の活性化につながり、村の農業や山を守ることになるんです」。

村長から歓迎のあいさつをいただく

 続いて本日の案内人、菊池千春さんが紹介され「名古屋市緑区から参りました。岐阜県明宝村(現郡上市)出身です。この時期は新緑がすごくきれい。自然が大好きなので、今日は木の実やドライフラワーなどを使ってアレンジ作品を作ります」とあいさつ。

11:00~

木の実とドライフラワーアート体験

菊池さんに教えてもらいながら

 味彩工房へ移動してアレンジメントに挑戦。「まずは全部の木の実にワイヤーをつけていきます」と菊池さん。ヒマラヤスギ、カラマツ、アンバー、タイワンフウ、カザリナ、ヒノキ、フラワーコーン、ブナ、シナモン、ドングリ......引っ掛けたりワイヤーでくるりと巻いて下準備。次に、発泡スチロールに木工用ボンドをつけて容器の中にぎゅうぎゅうに詰め、その上に紙粘土を詰めてオアシスのような土台を作る。「大きめの実を三角形に配置してから、残りの実や飾りの花や葉を間に刺していくとまとまりやすいです」との菊池さんのアドバイスを参考にしながら自分だけのオリジナル作品作りに没頭。「母と二人で体験できるいい機会をもてた(50代女性)」「ワラビワラビと思って来たけれど、こんな素敵な手作りができるなんて!(70代女性)」

おしゃれな作品が完成!
12:30~

山の幸バイキング

 ぐっと集中して作品を作った後は、お腹もペコペコ。隣の「レストラン味彩」へ移動して毎回大好評の山の幸バイキング!地元ならではの旬の食材満載の10種類のメニュー&オリジナルカレー4種や桜・お茶・トマトを使ったオリジナルスイーツも3種類。手作り豆腐や山菜の天ぷらなど、どれも絶品。今回は茶葉の天ぷらとアマゴの唐揚げ甘酢あんかけが大人気!参加者からは「茶葉の天ぷらは初めて食べた(60代男性)」との声が多く聞かれた。

13:35~

茶摘み体験

 東白川村の村雲さんより茶摘みの説明を受け、茶葉を入れる籠を腰につけて茶畑へ。ヒノキの林を抜けると、開墾して50年間一切農薬を使わず栽培している茶畑に到着。今年は一気に暖かくなったので一週間ほど成長が早いそう。「一芯二葉(いっしんによう)」「一芯一葉(いっしんいちよう)」で軟らかいところだけ手摘みする。爪を立てると傷つき酸化するので、指の腹でポキンと折るのがポイント!やわらかい新芽は、天ぷらにしてもよし、手作りの釜煎り茶で味わってもよし!手摘みのあとはハサミによる手刈りや機械刈りも体験し、茶摘みを存分に満喫した。
「ちょうどいい気候で気持ちよかった(70代女性)」。

ツヤツヤの茶葉をたくさん摘んだ
14:10~

ワラビ採り体験

 お待ちかねのワラビ採り。慣れた人から、初めて体験するという人までさまざま。腰を低く落として下から見るようにすると見つかりやすい。「これを目当てに来た。時期が遅いしこんなにたくさん生えているとは思わなかった。手入れをちゃんとしているんだろうね(60代女性)」ワラビの根っこから葉っぱの先までの長さを競うコンテストも行うため、同時に葉の開いた長いワラビも探索!

いっぱい採れた!
14:50~

白川茶とわらび餅で一服&閉会式

 ワラビ採りの後は、ワラビの根から作るわらび粉を使ったモチモチのわらび餅を、白川茶の新茶と共に味わうという贅沢セット。村雲さんによるおいしいお茶の淹れ方の実演があり、この特別なお茶はコンテスト入賞者だけが味わえる。
 ワラビの長さコンテストの結果発表と表彰式も行われ、1位は今年も2m超えの246cm! 菊池さんから最年少の参加者に、1~3位は東白川村より記念品が手渡された。

「今日作った作品はぜひ飾ってください」と案内人の菊池さんがあいさつ。お土産は、釜煎り茶を自宅で作るためのレシピと、ワラビのあく抜きのためのワラ灰とレシピ。そして新茶。「山の景色、鳥の声、珍しい草花。たくさんの贈り物をいただいた気分(60代女性)」「東白川村のスタッフの皆さんの人柄がいいなあと思った(60代夫婦)」「おもてなしの心も含め、すべてが自然(60代女性)」

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