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自然体験

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
森の恵 クラフト体験&栗拾い&栗きんとん作り体験(名古屋発)

平成30年9月16日(日)くもりのち晴れ
参加者 18組39名

  • 案内人/栗谷本征二さん
    中津川環境団体等連絡協議会代表、岐阜県森林・里山インストラクター、日本ネイチャーゲーム協会指導員、NNN(ネイチャーネットワーク中津川)代表、中津川市観光協会自然花部会代表・常任理事、日本山岳会自然保護指導員
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先日までの暑さもすっかりやわらぎ、秋の訪れを感じる東白川村へ。栗、山梨、柿……秋の恵みに迎えられて、初秋の東白川村を満喫した。

10:40~

開会式

 東白川村こもれびの館にて開会式。同村の村雲和裕さんから本日のスケジュールが案内された。続いて多忙な公務の合間を縫って来場してくださった同村の今井俊郎村長から歓迎のあいさつをいただく。「同村は来年で開村130周年を迎えます。明治時代の廃仏毀釈以降、今も寺のない神道の村で、お葬式も神道という珍しい村です。東濃ヒノキが特産で、地元のヒノキを使った住宅作りも手掛けています。人口は2,300人、60歳以上の高齢者の比率は42%ですが、本日、村内で地歌舞伎を開催しており大変賑わっています。今日は初秋の東白川村をたっぷりとお楽しみください」。
 案内人の栗谷本征二さんは、スイスの民族楽器アルプホルンと木の端材で自作した鼻笛を演奏。「どちらも木から作られた楽器です。木は切ってどう使うかで第二の人生が作られます。今日は木のスプーン作りをして、木の第二の人生を作りましょう」とあいさつ。

11:00~

木のスプーンづくり

 体験工房へ移動して、栗谷本さんのお話を聞く。「今日だけ、ここだけ、あなただけ、今日は世界に一つだけの木のスプーン作りをします。皆さんのテーブルの上に置いてあるのは去年から一年かけて私が朴の木の丸太から切り出して作ったスプーンです」。参加者は一つひとつ形や大きさの違うスプーンを手で触ったりほかの参加者と比べたり。このスプーンの仕上げをするのが今日の体験。
 「朴は朴葉寿司の朴です。木目がまっすぐ通っていて折れにくく、殺菌力もあるのでスプーンにするにはピッタリの木。木は呼吸している、と言われますが、それを目で見てもらえる実験があります」と栗谷本さんが栗の木の輪切りの表面にシャボン玉液をつけて、プーと吹くと細かい泡がブクブクと出てきて、参加者はビックリ!

泡がブクブク!木が呼吸している証拠

 「スプーン作りで大切なのは口にあたる所を丁寧に磨くことです。お母さんのおっぱい、哺乳瓶の口、人はそういう柔らかい口あたりを記憶しています。240番→400番→600番と順番に目の細かい紙ヤスリに変えて磨いていく。口に入る部分のオモテからさじ面、さじ裏、くびれたところを首、手に持つところを柄(え)、端っこをおしりと呼びます。まず柄の方から磨きます」。ヤスリは三つ折りにして指をピースにして使い、力より回数が大事と教わる。特にさじ面、さじ裏はやさしく。「手抜きをするとザラザラ感が残るので注意してください。OK?」。栗谷本さんの言葉に笑顔いっぱいで「OK!」と返す参加者。

栗谷本さんに教えてもらいながら

 集中して磨いた後、コンプレッサーで粉を飛ばし、ウエットティッシュでスプーン全体を拭く。湿ったスプーンをドライヤーで乾燥させると再び表面が毛羽立つので最終的に600番のヤスリで仕上げていく。最後に柄の裏側に電気ゴテでネームやマークを焼き入れ、エゴマオイルを塗ったら完成!

マイスプーンが完成!

 「スプーンのさじ面とさじ裏をツルツルに磨くのが気持ちよかった(小2男子)」「木のスプーン、こんなに手間がかかっているとは。大事に使いたい(70代女性)」

12:35~

山の幸バイキング

 山の幸バイキングの昼食へ。東白川村産の新米で炊いた栗味ごはんのほかアマゴの唐揚げやミョウガ汁などの郷土料理、トマトのフライなどのオリジナル料理、地元の手作りこんにゃくなどの特産品も盛り込まれた10種類のメニューのほか、タヒチカレーなど4種類の自家製カレー、サラダバー、ブドウやトマトやバターナッツカボチャを使った3種類の地産地消スイーツも大好評!
「地元の素材で丁寧に作ってあることが伝わってきて、とても良かった(50代女性)」

13:40~

栗拾い体験

 腰に籠、手には軍手と火ばさみというスタイルで近くの栗畑へと歩いていく。今年の栗の出来栄えは、花が咲いた頃の天候が良くなかったため例年の三分の一。その代わり栗虫は少ないそう。「イノシシのエサにならないよう一つ残らず拾ってください!」と村雲さん。栗の重さコンテストもあり、栗谷本さんが素敵な賞品を準備。拾った分だけ参加者で山分けということもあり、全員が大張り切り。
「自然がいっぱいで、すごくいい気分転換になった(20代男性)」

いっぱい拾えたよ
14:30~

栗きんとん作り

 「今から作る栗きんとんは無農薬の栗と少量の砂糖だけです」と村雲さん。30~40分塩茹でにした栗を半分に切って中をくりぬき、砂糖を混ぜたら電子レンジで軽く温めて混ぜてラップで絞るだけの簡単レシピ。
「栗を切るのと中身をほじりだすのとラップで絞るのと。全部が楽しかった(小5女子)」

みんなで作るとおいしいね
15:10~

閉会式

 栗コンテストの結果発表!大きい栗、小さい栗それぞれ1~5位の表彰、最年長、最年少の参加者などの表彰も。栗谷本さんから木や竹を使った手作りの楽器や日用品などの賞品が手渡された。全員に参加賞も。おみやげの栗も大粒揃いで大満足!
 最後に栗谷本さんがあいさつ。「ポジティブに生きていきましょう。かき集めたものを向こうへ戻すと必ずまた返ってくる。良い人生が送れます」。
「すべて初めての体験。自然豊かで体にも頭にもいい刺激になった(80代女性)」「なかなかこんなにいい体験ができるツアーはない。先生の話が特に良かった(50代男性)」

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