私たちは、常に、「病気」「ケガ」「交通事故」「火災」「風水害」「地震」など、さまざまな危険にさらされています。
そして、これらの危険は、お金の問題も引き起こし、家計に大きな影響を与えます。
「危険に対して、どのようにして備えるか」ということを、日々の生活を送る上で考えていく必要があります。
そのために私たちは、普段より、限りある収入の中から、生活費や住居費などの費用を配分し、危険に備えて貯蓄をしています。
しかし、貯蓄では、積み立てを始めて間もないときに起きる危険に対しては、十分なお金を用意することができません。
そこで考え出されたのが、「共済」(助け合いのしくみ)です。
同様の不安を抱く多くの人々からお金(掛金)を集め、その中から、危険にあった人々にお金、いわゆる共済金を支払うことで、家計への影響を抑えることができます。
しかし、不安のあまり、保障を手厚くしすぎると、掛金の負担が増えて、貯蓄を増やすことはできません。
危険には、「リストラ」「建物・家財の経年劣化による修繕費用」や「電化製品の故障」など、「保障の対象にならない危険」もあります。
こうした危険に対しては、貯蓄で備えておくしかありません。
そこで、「貯蓄」と「保障」のバランスを考えて、活用していく必要があるのです。
そもそも、共済は、もしものときに必要となるお金を備えるためのものです。
自分や家族が、どんなときにお金に困るのかを考えることで、少ない掛金で必要な保障が受けられる、効率のよい共済を選ぶことができます。
ありとあらゆる危険に対して、最も有効に備える手段は「貯蓄」です。
しかし、万一のときに備えるための十分な「貯蓄」がない場合には、共済の役割を最大限に活用する必要があります。
そこで、共済の役割を最大限に活用するためには、「いつ、どんな保障が必要なのか」「保障内容が理解しやすく、請求もれがない」共済選びが重要になります。
こうした、想定される必要な保障の優先度に応じた共済の加入によって、効率の良い備えができ、余りのお金が生じます。
その余ったお金を貯蓄し、保障の対象にならない、他の危険に対しても備えることができるのです。
そこで、組合では、共済をできる限り「シンプルでわかりやすい」しくみにしたいと努力してきました。
「シンプルでわかりやすい」しくみは、多様化する要求に、きめ細かくこたえることはできませんが、半面、「間違った理解・認識を減らす」「共済金の不払いを防ぎ、早く確実な支払いができる」「あらかじめ受け取れるお金が決まっている」などの効果が期待できます。
このように、組合では、加入者の皆さまからのさまざまな意見や要望を考え合わせ、わかりにくい部分について、できる限りの見直しを行い、「シンプルでわかりやすく効率的な備え」のしくみに改善する取り組みを行っています。
