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自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
ドライフラワーと木の実の壁掛け作り&茶摘み&ワラビ採り体験(三河地区)

平成28年6月4日(土)くもり
参加者 25組60名

  • 案内人/菊池千春さん
    岐阜県郡上市明宝出身。名古屋市緑区在住。2000年世界押花芸術協会奨励賞、2000年和歌山県教育委員会賞、2003年長野県知事賞。その他、佳作・入選多数。現在、自宅アトリエにて押花教室を開催。ちいさな子どもから年配の方まで幅広く指導している。
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飛水峡にヤマツツジを眺めながら、バスで東白川村へ。なだらかな斜面にまばゆいばかりの茶畑が連なり、新茶のシーズン真っただ中の東白川村は一年で今が最も美しい季節。心地良い初夏を五感のすべてで感じながら、心身共にエネルギーを充電した一日となった。

10:30~

開会式

 こもれびの館にて、東白川村の村雲和裕さんより本日のタイムスケジュールが案内され、サプライズゲストの樋口章久参事より歓迎の挨拶。「東白川村は全国で最もツチノコの目撃情報が多い場所。毎年5月に『つちのこフェスタ』というツチノコを探すイベントを開催していて、今年は人口2406人の村になんと2700人集まったんです!6月18日からはアユが解禁になります。今日は、ゆっくりとした時間の中でおいしい食べ物と空気を楽しんでいってください」との言葉をいただく。案内人の菊池千春さんが紹介されこれから作る壁掛けの実物を掲げると、参加者から早くも期待の声が。

11:00~

壁掛け作り

 体験工房味彩へ移動して、早速案内人の菊池さんによるドライフラワーと木の実の壁掛け作りを体験。
 「今日使う木の実はヒノキ、コノテガシワ、タマラックコーン、フラワーコーン、シナモンです。ヒノキの実は、東白川村の皆さんが地元で拾い集めてくださったものです」。完成品を見ながら菊池さんからの説明を聞く。
 まずは、木の板にクギを打ち、壁掛け用に革ひもを取り付け、木の実にワイヤーを巻いて下準備。次に紙粘土を細長く丸め、打ったクギの上に刺してリースの土台を作ったら、上から木工用ボンドでモス(外国産コケ)をくっつけていく。仕上げは木の実をバランスよくリースに配置し、ドライフラワーとリボンを空いたスペースに付けたら完成!

菊池さんに教えてもらいながら

 「おうちでもリースの材料は簡単に作れます。アジサイが咲き終わった後のものを切ってつるしてドライフラワーにするのもOK。木の実ならシャリンバイやナンキンハゼ、ツバキやサザンカの実がはじけたものもクリスマスリースに合いますよ」。菊池さんにアレンジのミニ知識を教えてもらいながら、参加者全員、思い思いの作品を完成!
 「ヒノキの実が香って飾るのが楽しみ(40代女性)」「修学旅行以来の手作り体験!出来上がりの満足度は100%(40代男性)」

完成度の高い出来栄えに大満足
12:35~

山の幸バイキングの昼食

 山の幸バイキングの昼食は、郷土料理や、今が旬の茶葉やヨモギ・ウドなど山菜の天ぷら、トマトのポタージュなど自家製オリジナル料理まで盛りだくさんの12種類のメニューのほか、4種類の自家製カレー、桜・お茶を使ったオリジナルスイーツも3種類。地元の旬の素材や特産品がてんこもりで参加者は大満足!
 「お茶の料理がいっぱいあって全部おいしかった(小5女子)」

13:45~

茶摘み体験

 東白川村の村雲さんから、「一芯二葉(いっしんによう)」で爪を立てずに手摘みする茶摘みの方法を教わる。爪を立てると傷つき酸化するので、指の腹でポキンと折るのがポイント!「今年は朝晩の寒暖の差が激しかったためお茶の成長が遅く、先週から収穫が始まったところです」。腰に籠をつけて茶畑まで歩き、四十数年間無農薬栽培の地元農家の茶畑で茶摘みを体験。ハサミに網袋がついた道具で刈る"手刈り"や、モーターのついた機械で刈る"機械刈り"なども体験し、最後は茶畑の中で元気一杯に記念撮影。
 「茶葉を持ち帰ったら、ぜひ新茶づくりに挑戦したい(40代女性)」

今年の新茶を手摘みで
14:20~

ワラビ採り体験

 「どうしたらこんなにたくさんのワラビが生えるのか?」。こもれびの里にはこの時期見渡す限りワラビが生えているため、そんな参加者からの質問が絶えない。下草刈りや計画的な収穫など、スタッフの懸命な管理によって維持されているもので、参加者総勢60名で採っても大満足の収穫量。そして今回もワラビの長さコンテストを開催。葉っぱの出たワラビの根っこからの長さを競うもので、食べるワラビと同様、収穫はヒートアップ!
 「入院して以来、体力が落ちたけど緑いっぱいでとても気持ちよく体験できた(60代女性)」

たくさん採れた!
15:10~

ワラビ餅と白川茶で一服&閉会式

 ワラビ採りの後は、ワラビの根から作るワラビ粉を使ったモチモチのワラビ餅を、白川茶の新茶と共に味わう。村雲さんからおいしいお茶の淹れ方の実演があり、今日収穫した茶葉でお茶を作る方法もおしえてもらう。「焦げたらほうじ茶、蒸したらウーロン茶、発酵したら紅茶です。失敗はありません」。新茶とワラビのアク抜き用のワラ灰という貴重なお土産もいただく。
 続いて、ヒートアップした今年のワラビの長さコンテストの表彰。1位はなんと2m14cm!3位までの入賞者&一番短かった人に賞品が手渡された。
 菊池さんから参加者に「完成した作品の板に最初から印字されている英語なんですが『四つ葉のクローバーを探しに行ったがどこにもなくて、それは家の庭にあった』という意味なんです。幸せはみなさんのすぐそばにあるんです」と、素敵なメッセージが伝えられると参加者の顔に笑顔が広がった。
 「去年亡くなった妻が入っておいてくれた共済で、本当に楽しい一日が過ごせた。妻に感謝したい(70代男性)」「子どもが自然の中ですごく楽しんでいた。こういう経験はなかなかさせてあげられないので来てよかった(30代男性)」

ワラビ餅おいしいね
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