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季節のおしゃれ料理を素敵にテーブルコーディネート

郷土料理研究家
栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰
伊藤 華づ枝

バレンタインデーを2人っきりで  ~愛を深めるテーブルコーディネート~

手製のチョコレートケーキと揺れるキャンドルで

★欲張りチョコレートケーキ

「この季節には絶対これが食べた~い」「こんなおもてなしをしたい!」「ミニパーティーを開いて、みんなをアッと言わせたい」など、だれもが願うことではないでしょうか。
このページでは、季節のおしゃれ料理と手軽にできるテーブルコーディネートのコツを、アバイスしております。

第6回目は、バレンタインデーに「愛」を深めるテーブル作りをご紹介しましょう。



揺れるキャンドルの灯りに「愛」を託して
年が明け、お屠蘇気分も過ぎる頃になると、女性たちの心は早くも「聖バレンタインデー」へひとっ飛び。大手洋菓子メーカーの調査によると、8割の女性が3 人以上の男性に送ると言われるのがチョコレート。バレンタインデーには、とりあえずチョコレートを贈っておこうというのが、女性たちの考え方のようです ね。しかし、本当に愛を深めたい相手に、ありきたりなチョコレートを贈るというのも、どこか寂しい気がしませんか。平凡な料理でも、手作り食卓に勝るプレ ゼントはありません。
1年にたった一度のこの日「愛の日」を、2人にとって「心に残る思い出の日」にするために大切のものは、すばり、「灯り」です。日頃のありきたりな料理を 並べたテーブルでも、揺れるキャンドルの灯りのもとでは、何故か幻想的なムードがかもし出しされます。キャンドルの灯りは時の流れをゆったりとさせ、暖か なぬくもりを与えてくれるからです。テーブルの上の表情を微妙に変化させてくれるキャンドルの効果を利用して、思い切って「愛」を打ち明けるというのも、 素敵です。
キャンドルは色・形・長さ・太さなど自由に選び、楽しんで下さい(ただし、料理の香りを邪魔する匂いの強いものはNO!)。バレンタインのシンボルカラー は赤・白・ピンクと言われています。今回は真っ白なテーブルクロスに、燃える心をピピッドな赤に託し、お皿やキャンドルに赤を取り合わせました。キャンド ルスタンドが無い場合は、オアシスに花と共に差し込むと、センターピースとしても優雅です。キャンドルの揺れる灯りが、二人の愛を「不動」のものにしてく れることでしょう。
 
レディーの欲張りチョコレートケーキ
「愛」の仕上げは、手作りケーキで。市販のスイートチョコレートをレンジで溶かし、パウンド生地に混ぜ込みます。ハートの型に流し込み、キウイとバナナを 大胆に左右に差し込んで焼くだけ。とってもかんたんながら、1コで2種類の味が楽しめるという欲張りケーキ。大胆に欲張り。これが本当の「女の愛の形」で すよ、きっと・・・
 
欲張りチョコレートケーキ
バター(室温) 170g
砂糖(あれば三温糖) 70g
大さじ1
チョコレート(スイート) 60g
A 薄力粉 180g
ベーキングパウダー 小さじ1
キウイフルーツ 1・1/2コ
バナナ(長いもの) 1本
粉糖 少々
<作り方>
(1) ボウルにバターと砂糖を入れてよく混ぜ、卵を2~3回に分けて加え、更によく混ぜます。
(2) (1)に電子レンジで溶かしたチョコレートを加えて泡立て器で更に混ぜ、(A)をサックリと混ぜます。
(3) 紙を敷いたタンバル型に(2)を流し入れ、160~170度のオーブンで3~5分間焼きます。
(4) キウイは皮をむいて横半分に切り、バナナは6~7センチ長さに切ります。
(5) (3)に(4)を刺し込んで更に30~35分間焼きます。
(6) (5)を網にとって冷まし、好みで粉糖をふります。
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