【女性必読】ストーカーから身を守るために。 元プロストーカーが教える「キケンな思考」3つ
女性をつけ狙うストーカーたち。彼らの異常な言動の背景にはどんな心理があり、女性が最悪の事態から身を守るためにはどう考えればいいのか? 元探偵、いわば「プロのストーカー」が詳しく解説します。
女性をつけ狙うストーカーたち。彼らの異常な言動の背景にはどんな心理があり、女性が最悪の事態から身を守るためにはどう考えればいいのか? 元探偵、いわば「プロのストーカー」が詳しく解説します。
キケンな思考-2:まさか法律を破ってまでストーカーしないでしょ
ストーカーでもいい年した大人なんだから、まさか逮捕されるような犯罪行為まではしないはず……この考えもキケンです。
ストーカーにとって法律や社会的ルールは、足かせ程度にはなりますが、「二人は絶対に結ばれる」という絶対的ルールの前では大きな障害になりません。
だから彼らは何だってやります。しつこくメールや電話で迫り、SNSで付きまとい、帰宅時を待ち伏せし、個人情報を得るため家から出された生ゴミも平気で漁り、公安委員会からの禁止命令すら踏み越え、最悪の場合は殺人も犯します。法を破ることに罪悪感はなく、反省もしません。
興味深いのは、彼らはストーカー行為をしている時以外では、ごく普通に社会生活を送っている場合が多いということです。会社経営者や大手金融マンがストーカーだったという実例もあります。
普段は法に則って正しく暮らし、女性に付きまとう時だけ「法律を超越した存在」に変貌するのです。なぜこのような変わり身が可能なのか、筆者もいまだに理解できてはいません……。
いずれにしても、法律の外にいるストーカーには、法律がある社会で生まれ育った一般人の常識は通用しないと考えてください。