愛知県共済

「トマトとミニトマト」「ブロッコリーとカリフラワー」どっちを食べる?
“似ている食品”栄養価の違いを専門家が解説

色や大きさが違うだけなど、見た目が似ている食べ物はたくさんありますが、実は栄養価を比べると意外な差があるのです!似た食品の栄養価の違いを、栄養士の筆者が解説します。

世の中には数え切れないほどの食べ物がありますが、その中でも似たような食品もたくさんあります。見た目は似ていても、栄養価を比べると違うものも多くあります。
せっかく食べるのであれば、体に良い栄養素が多く入っている方を選びたいですよね。今回は、そんな似た食品の栄養価の違いを、栄養士の筆者がご紹介します。

グリーンキウイとゴールドキウイ

緑色のグリーンキウイが一般的でしたが、最近は黄色いゴールドキウイもスーパーでよく見かけるようになりましたよね。
両者のキウイには、葉酸、ビタミンE、ビタミンC、食物繊維が多く含まれます。特にグリーンキウイの方が、食物繊維が豊富なので整腸作用が、またゴールドキウイの方が、ビタミンCが豊富なので美容効果が期待できます。

ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガス

太陽の日差しを浴びながら育つグリーンアスパラガスは、日陰で育ったホワイトアスパラガスに比べ、肌を丈夫にするβ-カロテン、美白に働くビタミンC、血行促進するビタミンEや代謝を促すビタミンB群が豊富。
ホワイトアスパラガスは、鉄分カルシウムなどのミネラルがグリーンアスパラガスよりも多く含まれています。
あまり見かけないですが、紫アスパラガスもあり、目によいアントシアニンというポリフェノールが豊富なので、紫外線の多い時期は目のケアとして取り入れたいですね。
それぞれ食感も異なるので、料理に合わせて使うのもオススメです。