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自然体験

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川
プリザーブドフラワーと木の実でアレンジ 茶摘みとワラビ採り体験(名古屋地区)

平成27年5月30日(土)晴れ
参加者 26組59名

  • 案内人/菊池千春さん
    岐阜県郡上市明宝出身。名古屋市緑区在住。2000年世界押花芸術協会奨励賞、2000年和歌山県教育委員会賞、2003年長野県知事賞。その他、佳作・入選多数。現在、自宅アトリエにて押花教室を開催。ちいさな子どもから年配の方まで幅広く指導している。
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まばゆいばかりの新茶の緑に、目も心も癒される東白川村の初夏。心地良い季節を五感のすべてで感じながら、リフレッシュした一日となった。

10:20~

開会式

 こもれびの館にて、東白川村の村雲和裕さんより本日のタイムスケジュールが案内され、サプライズゲストの今井俊郎村長より歓迎の挨拶。「東白川村は人口2500人で、全村民の内、65歳以上が占める割合は40%。元気なお年寄りがたくさんおられます。毎年5月3日につちのこフェスタというイベントを開催しており、今年は村の人口よりも多い2800人が集まりました!今は新茶の終盤。今日は村の特産のお茶と、おいしい空気、食事、雰囲気を楽しんでいってください」との言葉をいただく。案内人の菊池千春さんが紹介されプリザーブドフラワーの実物を掲げると、参加者の期待感が高まった。

10:50~

プリザーブドフラワーのアレンジ

 体験工房味彩へ移動して、早速案内人の菊池さんによるプリザーブドフラワーのアレンジを体験。
 「最近、お花屋さんなどでよく見かけます。漂白してから色を入れていますが、まるで生花のような美しさが特徴です」。完成品のアレンジを見ながら菊池さんからの説明を聞く。
 材料のプリザーブドフラワーは初夏にふさわしいアジサイとバラ。他にオーガンジーのリボンやパールビーズなどをアクセントにして夏らしく涼やかに仕上げていく。
 まずは白いアジサイと緑のアジサイ、ピンク・赤・黄・オレンジなどのバラ、リボン、それぞれにワイヤーを巻き付けて土台に刺す準備をする。続いて発泡スチロールに木工用ボンドをつけながら、白い小さな花器の中へ詰めていく。これは花器が倒れても中身が飛び出さないようにする工夫。さらに上から紙粘土を詰めてオアシスのような土台が完成。

世界に一つだけのフラワーアレンジ

 いよいよプリザーブドフラワーやリボン、パールのワイヤー部分に木工用ボンドをつけながら土台に刺していく。「こんもりとコンパクトにまとめるのがコツです」。菊池さんにアドバイスをもらいながら、参加者全員、時間内に素敵なプリザーブドフラワーのアレンジを完成!会場は大満足の笑顔で埋め尽くされた。
 「まわりの人に刺激を受けたり、知らない方ともおしゃべりしながら、いろいろな出会いがあって楽しかった(40代女性)」「お互いの意外な一面を発見して有意義だった(60代夫婦)」

笑顔の花も咲いた
12:20~

山の幸バイキング

 山の幸バイキングの昼食は、朴葉ずしなどの郷土料理や、今が旬の茶葉やヨモギ・ウドなど山菜の天ぷら、わさびパスタなど自家製オリジナル料理まで盛りだくさんの10種類のメニューのほか4種類の自家製カレー、ヨモギ・桜・お茶を使ったオリジナルスイーツも3種類。山菜やトマトなど地元の旬の素材や特産品がてんこもりの料理に参加者は大満足!
 「山の幸バイキングと聞いて山菜ばかりの料理を想像していたが、地元の素材がすごく食べやすいオリジナルメニューにアレンジされていてホテル並み!(60代女性)」

13:40~

茶摘み体験

 東白川村の村雲さんから、「一芯二葉(いっしんによう)」で爪を立てずに手摘みする茶摘みの方法を教わる。爪を立てると傷つき酸化するので、指の腹でポキンと折るのがポイント!腰に籠をつけて茶畑まで歩く。四十数年間無農薬栽培の地元農家の茶畑で"やぶきた"という品種の茶摘みを体験する。今年は4月に雨が多かったが、その後好天が続いて一気に伸びたつややかな新芽。畝の間に入っていき、自然の恵みに感謝しながら茶摘みを楽しんだ。ハサミに網袋がついた道具で刈る"手刈り"や、モーターのついた機械で刈る"機械刈り"なども体験し、最後は茶畑の中で元気一杯に記念撮影。

今年最後の新茶を手摘みで
14:20~

ワラビ採り体験

 「栽培しているんですか?」。こもれびの里にはこの時期見渡す限りワラビが生えているため、そんな参加者からの質問が絶えない。下草刈りや計画的な収穫など、スタッフの懸命な管理によって維持されているもので、参加者総勢約60名で採っても大満足の収穫量。次から次へと採りたくなってしまうのもワラビ採りの醍醐味。そして今回もワラビの長さコンテストを開催。葉っぱの出たワラビの長さを競うもので、夢中になって探していた。
 「ケガをしたばかりだったが、ここへ来たら痛みも忘れて楽しめた(70代女性)」「ワラビを初めて見た。イモムシがくっついてた!(小学2年生男子)」

ワラビ採り最高!
15:00~

ワラビ餅と白川茶で一服&閉会式

 ワラビ採りの後は、ワラビ粉(ワラビの根からとれる)を使ったモチモチのワラビ餅を、白川茶の新茶と共に味わった。村雲さんからおいしいお茶の淹れ方の実演があり、新茶とワラビのアク抜き用のワラ灰という貴重なお土産もいただく。
 続いて、熱戦が繰り広げられた今年のワラビの長さコンテストの表彰では、1位はなんと昨年の記録を大幅に更新する2m57cm!3位までの入賞者に賞品が手渡された。
 「プリザーブドフラワーは直射日光を避け透明のケースなどに入れて飾ってみてください。2~3年もちます。今日は天候に恵まれ孫のような子どもたちとも楽しく過ごせました。またお会いできる日を楽しみにしています」と菊池さん。
 お腹一杯、おみやげ一杯、思い出一杯、胸一杯の一日となった。
 「普段、でこぼこした自然の土の上を歩くことがないので心地良かった。買い物ばかりのツアーじゃない、食事も健康的で体験もエコ!共済らしさを感じた(60代女性)」

新茶に舌鼓
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