愛知県共済

うちの夫は「モラハラ夫」? 弁護士が教えるチェックリストと対処法

うちの夫、もしかしたらモラハラかも…!? そう思ったら、チェックしてみましょう。今回は、モラハラに詳しい弁護士に、モラハラ夫の典型的な言動や行動、気づいた際の対処法を伺いました。

モラハラかも…と思ったときの賢い対処法!

チェックリストでモラハラ夫の可能性が高いと思った場合や、自分の夫にモラハラされたと確信した場合、まずはどうすればいいでしょうか。賢い対処法を教えていただきました。

木下「まずは、モラハラと感じる言動について、できれば録音するなどして記録に残すことが重要です。

そして、これ以上一緒にいるのはやはり無理、と考えたら、まずは早めに別居することを目指しましょう。

しかしモラハラの場合、夫と一緒に生活することは精神的にとてもつらいことが多いので、早めに離れたほうが良いという一方で、別居すると証拠の確保が困難になることがあります。

まずは弁護士に相談し、証拠確保のアドバイスを受けた上で、次のステップへ進むことが重要です。

別居した場合の経済的不安についても、弁護士に相談することで、どのようなことが予測されるのかを知り、別居のタイミングなど、これからどう対処したらいいのかも分かります」

もしモラハラかもと気付いたら、落ち着いて行動するように心がけ、証拠が取れる場合は証拠を取ることが重要といえそうです。

よほど不安が大きい場合には、早めにモラハラ相談窓口や弁護士、周囲の信用のおける人などに相談し、自分一人で行動するのは避けたほうが、結果的に最悪の事態を防ぐことができそうです。

モラハラ相談窓口一覧

  • DV相談ナビ(内閣府 男女共同参画局)
  • 配偶者暴力相談支援センター(内閣府 男女共同参画局)
  • 婦人相談所(厚生労働省)
  • 日本司法支援センター「法テラス」

【取材協力】弁護士 木下貴子さん
著書「離婚調停は話し方で変わる」がAmazon法律部門他ランキング第1位獲得。離婚調停での「話し方」アドバイスブックはこれまでに数万人が利用している。アドバイスブック「モラハラ夫との離婚に成功する方法」(PDF)無料プレゼント中。

 

●記事を書いた人:今村 梓(ライター)

 

記事提供:ウレぴあ総研

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