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文化講座

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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

親と子のふれあい体操 -16-

カード合わせ

ねらい
記憶力、判断力、思考力、集中力を育む
遊び具
色カード、指令書 ■カードの作り方は「第223回 2025年7月号親と子のふれあい体操-15-」を参照

指令書のつくり方

材料どんな紙でもよい

つくり方

  1. 「同じ色のカードを2枚ずつ3組」「ちがう色を3枚ずつ4組」など1枚の紙に1つずつ指令を書きます。
  2. 10の指令を書いて、4つ折りにたたみます。

遊び方

  1. 色カードをバラバラに裏返して置いていきましょう。
  2. 1枚の指令書を開いて、指令書に従ってさっそく挑戦。ほしいカードではなかったら、必ず裏返すこと。
  3. 早く指令書どおりに集めた人の勝ちです。

造形ごっこ

ねらい
創造力、思考力、判断力、集中力を育む
遊び具
色カード

遊び方

  1. 1人20枚ずつ(色に関係なく)の色カードで、好きな「花」をつくります。
    完成したら、お互いに見せ合って展覧会。
  2. 他に「動物」「魚」「キャラクター」など、テーマと時間を決めて挑戦してみましょう。カラフルできれいな絵になります。

応用

グループで、みんなと造形ごっこをしましょう。リーダーの必要性に気づき、仲間意識、協調性も育ってきます。

From 三宅おじさん

身近にある空き箱も新聞紙も遊び具になる意外性が子どもの心を引き付けるのです。自分でつくった遊び具はむげに捨てることはできません。遊び具をつくる過程で自分の思いや心が込められていくからです。
つくった遊び具を大切に扱うことが、人に対しても優しく接する心に通ずるのです。

親と子のふれあい体操 BEST47
子育て支援シリーズ(2)
著者 三宅邦夫
イラスト 金内あゆみ
定価 1,760円(税10%込)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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