愛知県共済

組合員サービス

自然体験

自然体験 | 組合員レポート

親子ふるさと体験in恵那 夏休み自然体験教室

平成12年8月5日(土)・6日(日)
飯地高原自然テント村にて

<5日>
ウグイスとセミが合唱する高原ならではの涼しい静かな夏の朝。参加は18家 族、83人。テント持ち込みの家族は開会式2時間前から次々に到着し、さっそく2 日間のわが家となるテント張り開始。終わる早々、テント村内のプールに入った り、バッタやトンボを追いかけたりとパワー全開で自然の中を走り回っていた。

10:00~

開会式

10:15~

大人が向かい合ってつくる長いトンネルの中を子どもたちが駆け抜けるゲーム や、全員で大きな輪を作って親探し&子ども探しゲームなど、みんなで草原の上 を飛び跳ねたり、走り回ったり......。ぎらぎらと照りつける太陽を全身で浴びて 汗だくだく。

←大人の足を踏まないようにジャンプで渡っていく。 汗をふきながら「疲れた~!」
10:50~

「あんたがたどこさ」の唄に合わせて首を振ったり、親子で向かい合って手遊び をしたり、「大きな栗の木の下で」の唄に合わせて振りまねでお店屋さんゴッコ をしたりと、親子でゆったりとふれあいの時間。 「子どもにかえって楽しんだ」「子どもたちとつきっきりで遊んだのは久しぶ り」「笑いすぎて、腹筋が痛くなるかも」などの参加者の声。

←親子で向かい合って手遊び。笑顔がいっぱい。
11:30~

三宅氏による親子遊び

親子でジャンケンしたり、手遊びをしたり。言葉遊び「ねこがおがみゃがる、言えるかな?」では、舌が回らなくて大爆笑。なごやかな雰囲気に包まれた。

11:45~

昼食

それぞれが用意したお弁当を各テント・バンガローで味わった。暑さにもめげず、子どもたちは元気いっぱい。昼食もそこそこに虫とり網を振り回していた。

13:00~

「恵那山ネイチャーゲームの会」によるネイチャーゲーム「カモフラージュ」

自然の中に紛れ込んでいるいくつかの人工物を探し出すゲーム。皮の紐や茶色の 鉛筆などは周りの色に溶け込んで見つけにくい。自然の中には同じようにその中に溶け込んで獲物をねらったり、敵から身を隠している生きものも多い。目の感 覚をとぎすまし、自然を見つめてみようというねらいがある。「結構ハマりまし た」と参加者に大人気。

←緑の木々の中、茶色の土の上に目をこらす。 見つけても声に出さず、心の中で数 えてゴールの指導員に見つけた数をそっと教える。 「あった!」と心の中でつぶやき、思わずニヤッ。

「フィールドビンゴ」

家族ごとにカードに書かれた「すみか」「甘いにおい」「くすぐったいもの」 「かおに見えるもの」など、五感を働かせて16種類の自然の宝ものを探し出すゲ ーム。見つけたらカードに丸を付けていき、縦、横、斜めで一列そろったらビンゴ。「草のところでカマキリがカモフラージュしてた」という子ども、「アリ地 獄を初めて見た」というお母さんもいて、いろいろな発見があったようだ。

「家族の木」

お父さんが選んだ「家族の木」に目隠しした家族を連れていき、どんな木かを目以外の感覚を使って確かめてもらう。木の根元の苔を触ったり、幹の太さを確か めたり、五感をフル回転。目隠ししたまま元の場所に戻り、目隠しを取って「家 族の木」を探すゲーム。

←目隠しで木の幹の肌触りを感じる。 この木はどんな顔をしてるかな?

「木へのインタビュー」

インタビューカードを元に、まずは選んだ木に名前を付けてからじっくり観察。 その後、カードに書かれたインタビュー(「あなたのところに、どんな生きもの が遊びにきますか?」「あなたは人や生きものたちにどんなことをしてあげられ ますか?」他)にそって、その木になったつもりで答えを記入するゲーム。

←目隠しをとって改めて「家族の木」の肌触りを確かめてみる。 1本の木にもいろいろな表情があることを発見。 「家族の木」にまた会いにこようかな......。
15:30~

自由時間

16:50~

キャンプファイヤーに使用するトーチ棒作り

17:05~

バーベキューの火がおこり、さあ食事というときになって急に暴風雨に。 バーベキューとキャンプファイヤーは中止。いつまでも鳴り止まない雷と暴風雨に子どもたちも恐かった様子。

19:30~

夕食・解散

<6日>
昨夜とは一転、青空の広がるさわやかな朝。テント村奧の展望台からは美しい 雲海も見られた。5時くらいからカブトムシ・クワガタ探しをする家族の姿が。 前日に樹液が出ている木に目星をつけていたという家族はカブトムシのメスをゲット。

08:00~

ラジオ体操

みんな早くから起きて歩き回っていたせいか、元気いっぱい。でも中には、あくびをしているお母さんも。

08:10~

朝食

朝食を早々と食べ終わり、プログラムが始まるまで子どもたちはトンボ・バッ タ・サワガニ・カエルとりに精を出す。

←ご飯を食べ終わったらさっそくプールへ。まる裸でドボ~ン!
10:25~

三宅氏による廃棄物を利用した遊び

大人が持った2本の竹の棒の上に子どもを乗せて移動する遊びや、輪にした水道のホースで人間輪投げなど。飛んできたホースを足や頭でキャッチ。足をあっちに上げたり、こっちに上げたり、首を伸ばしたり......そのユニークな動きに笑いが起こる。

10:40~

赤尾袈夫氏(恵那市観光協会)による草遊びの紹介

ススキ矢、笹笛、クズの葉で音を出す遊びなど。 赤尾氏による笹笛の見事な演奏に大拍手。

10:55~

赤尾氏による竹細工

竹トンボ作りの説明を聞いたあと、まずは小学4年生以上の子どもたちで材料の竹を伐りにテント村内の竹やぶへ。みんなで協力して広場に運んだあと、家族ごとに作業開始。お父さんも童心に戻り、竹トンボ作りに夢中。

←初めて木を伐ったというわりにはなかなかの手つき。でも1本の竹を伐るのは大変。
←お母さんが見守る中、真剣な表情でナイフを使う。
12:00~

昼食

地元の名物を盛り合わせた特製弁当(朴葉ずし、柏もち、漬けもの)と五平もちに舌鼓。食べている最中もナイフを手にするお父さん、なかなか食べずに作業を 続ける家族など、みんな早く続きをやりたくてしょうがない。昼休み中も作業は続き、あちこちで出来上がった竹トンボを飛ばす姿が。

←口いっぱいに五平もちを入れて「おいひ~!」
13:05~

それぞれが作った竹トンボの飛ばし方と手直しの指導。心棒がしっかり止まっていないためにぶれて、うまく飛ばないものが多い。

←完成した竹トンボをみんなでいっせいに飛ばす。澄んだ青空に竹トンボがよく似合う。
14:15~

草遊び&竹笛作り

まずは竹笛の材料探しから。竹やぶに入って細目の竹を伐る。広場に戻って、竹やぶでついでに採ってきたゼンマイで魚やカタツムリの作り方を紹介。これがお母さんたちに大人気。そのあと、竹笛作り。

←ゼンマイの茎で仲良く夫婦カタツムリのできあがり!
15:30~

閉会式&記念撮影

「普段子どもとゆっくり過ごすことないから、つきっきりで遊んであげられてよ かった」「普段できない体験ができたので、親子ともども楽しかった」と、参加者も満足そう。日焼けした子どもたちの顔がたくましく見える。

このページの一番上へ