自然体験 | 組合員レポート
ジョンさんと森で遊ぼう! ファンフォーレスト
平成15年9月27日(土)晴れ
参加者 13組57名
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さわやかな秋晴れに恵まれた今回のツリークライミング。心地よい秋風と、たくさんのドングリに迎えられて、 初秋の森を満喫した。
10:00~ |
森の中で開会式
「ジョンさーん!」。森の中に入り、本日の講師ジョン・ギャスライトさんをみんなで呼ぶと、約20mのマツの上から「ウホホ~イ!」と現れたジョンさん。「このマツはいろんな動物たちの賃貸マンション。カラス、トンビ、ムササビなどいろんな動物が巣立っていったよ。今朝は、リスが木に登ったり下りたり。メジロもいて、僕はメジロに怒られちゃった」と木の上の様子を報告。地面へ下りてきた後は、TCJ(ツリークライミングジャパン)誕生のエピソード などのお話。その後、全員で輪になって木の特徴を全身でまねする"木のものまねストレッチ"で心と体の柔軟体操。
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←スギが風に揺られてくねくね~。 |
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10:35~ |
ツリークライミングスタート
5つのグループに分かれ、自己紹介や木とのスキンシップ。枯葉を木の根元にかぶせて、根っこを保護するのも忘れずに。TCJインストラクターの説明を聞いて、早速ツリークライミングに挑戦!「シロモジの実が近くで見えた!」「野ウサギが走っていくのが見えた!」と、それぞれいろいろな発見に大興奮。「ムササビのツメ跡もあるよ。見つけてみて!」と、ジョンさん。木から下りた子どもたちには、ジョンさんが木の上でゴリラのまねをして木を揺すり、ドングリシャワーのプレゼント。みんな大喜びで楽しくドングリ拾い。
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↑「お母さん頑張って!」とジョンさんも応援。 |
↑お父さんと一緒に登れてうれしい! |
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12:00~ |
森で昼食
それぞれお弁当を広げて昼食タイム。鳥や虫の声が、最高のBGMに。
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12:45~ |
ネイチャーゲームで遊ぼう
昼食後は、本日の自然体験プログラム講師の浜口美穂さんと恵那山ネイチャーゲームの会のスタッフによる自由参加のネイチャーゲーム。「木の葉のかるた取り」というゲームを楽しんだ。2チームに分かれ、両チームのまん中にいろんな特徴の葉っぱを置き、浜口さんが袋の中から取り出したのと同じ葉っぱを、呼ばれた人がかるた取りの要領で取るというゲーム。葉っぱは、朴葉、シロモジ、マツ、ヤマザクラ、アベマキなど、この森で集めた葉っぱばかり。子どもたちの素早さに大人はタジタジ。最後に「この森にはいろんな木があるからみんなも観察してみてください」と浜口さん。
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←講師浜口さんの、葉っぱの解説に聞き入る。 |
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13:20~ |
ジョンさんのデモンストレーション
ジョンさんによる、高い木の枝にロープをかけるデモンストレーション。初めに、ショットパウチ&スローライン(砂袋と細いロープ)を使って両手で投げるやり方を披露。次にビッグショット(大きなパチンコ)を使って木の枝にロープをかけると、参加者から拍手!「スパイクを履いて木に登らなくてもいいから、木にやさしいやり方だよ」とジョンさん。子どもたちはショットパウチ&スローラインに興味しんしん。「やってみたい人は?」の問いに子どもたち全員が「はーい!」。
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←大きなパチンコにみんな注目! |
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13:30~ |
再びツリークライミング
午後のツリークライミングは自由参加。子どもたちは待ってましたとばかりにパワー全開。大人はゆったりと木の上の時間を楽しんだ。「子どもの頃に戻ったようで、いい気分!」「登り方が本当によく考えられているなぁ。これは林業の人にもいいですね」と、あらためてツリークライミングの魅力を実感するお父さんたち。
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←夫婦で仲良く。 |
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14:25~ |
再びネイチャーゲームで遊ぼう
まず「音いくつ?」というゲーム。座って目を閉じて両手を前に出し、左右前後から聞こえてくる音を、指を折りながら数えていく。虫や鳥の声、足音、風の音......。森の中にはいろんな音があることを実感。
続いて「ネイチャービンゴ」に挑戦。ビンゴカードを家族全員でつくるところからスタート。テーマは「森の多様性を感じてみよう!」。ハートの形やくねくねしたもの、いいにおいのするものなど、リストに沿って森の中を探す。自然を歌った童謡・唱歌や、地球を守るためにできることなどを家族全員で話し合ってビンゴカードに書き込んでいく項目も。最後はビンゴ合わせで大盛り上がり。「今日、森の中で見つけたものは、みな共存しています」と浜口さん。自然とのつながりを実感したひとときだった。
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←ビンゴカードに書き込む「森のいろいろ」を探す。 |
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15:30~ |
閉会式&記念撮影
「ネイティブアメリカンは木を『立っている人間』と呼んだそうです。木と僕たちは友だち。木のため、森のため、地球のためになるようなことをみなさんもしてくださいね」とジョンさんがあいさつ。木と親しみ、心と体で自然とのつながりを感じる1日となった。
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