自然体験 | 組合員レポート
ジョンさんと清流白川で遊ぼう!「川原で遊び、水と親しむ」
岐阜県加茂郡東白川村
平成15年8月30日(土)晴れ
参加者 11組45名
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シオカラトンボ、ウスバキトンボ、アキアカネ......トンボが群れ飛ぶ東白川村の中川原水辺公園。夏の終わりの青空の下、ジョン・ギャスライトさんと一緒に思う存分、水とたわむれた。
10:05~ |
開会式
安江啓次村長から歓迎のあいさつ。「白川は、全国で5番目に美しいと言われる三重県の宮川に限りなく近い水質です」との解説に、参加者は感心しきり。
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10:15~ |
ジョンさんのあいさつ
「今日みんなで一緒に遊ぶゲームは、カナダの先住民の間で行われていたゲームをアレンジした遊びです。その中にクロコダイルレースというのがあります。僕は昔、ワニを飼っていました。自分でワニにぴったりの大きさのカゴをつくり、石や砂など環境をすべて整えて、エサもいっぱいあげた。でも半年経ってもちっとも大きくならないので、ペットショップに文句を言いに行った。すると、ワニはいくら環境が整っていても狭い空間では大きくならないと言われました。ワニに大事なのはのびのびと動き回れる広い空間だったんです。僕の母は『人間の子どもと一緒ね』と言って、それ以来僕を思いきり遊ばせてくれました。今日はインディアンの心を知りながらワニになりましょうね」。ジョンさんの意味深い体験談に拍手。
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10:20~ |
ストレッチ&チーム名決定
木や川、雨、山などになりきる自然のものまねストレッチで体をほぐす。次に家族ごとに分かれ、英語でチーム名をつけることに。好きな動物や、魚、恐竜の名前など、それぞれものまねしながらチーム名を発表し、盛り上がった。
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10:30~ |
水運びゲーム
最初はランダムに穴の空いた竹の筒に水を入れて、手で穴をふさぎながら運ぶゲーム。2チームに分かれ、運んだ水の量を競う。運ぶ間に穴から水がどんどん抜けて、ゴールする頃には「あれれ、水が入ってない!?」。なかなか勝負がつかず、最後は各チーム代表4歳対5歳のジャンケン対決。負けたチームは、勝ったチームの子どもたちに水をかけられる罰ゲーム!
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←うわぁ、速く走らないと水がこぼれちゃう! |
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11:00~ |
水風船ゲーム
次は2人1組でバスタオルの両端を持って向かい合い、水の入った風船をバスタオルでトランポリンのように飛ばし、次の組にリレーしていくゲーム。「カナダの先住民が川面からはね上がるサーモンをキャッチしたという手法にちなんだゲームですよ」とジョンさん。2チームに分かれ、リレースタート!子どもも大人も、水風船の不思議な感触にドキドキワクワク。「せーの」で息を合わせて、バスタオルをハンモックのように揺らし、水風船を「えいっ」。地面に落ちるとバシャーンと威勢良く割れ、びしょぬれ の悲劇が......。チームワークが勝負の決め手と実感。
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←おっとっと、水風船を落とさないように。 |
リレーのほかにも、ジョンさんが後ろ向きで投げた水風船をキャッチしたり、4人2組でどこまで遠く飛ばせるかを競ったり。最後は4人2組でバケツリレー方式に前進するレース。水かけ罰ゲームの頃には、興奮は最高潮に。
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←かける方も、かけられる方も楽しい水かけ罰ゲーム。 |
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12:00~ |
バーベキューランチ
川沿いに張られたテントの下で、朴葉ずし&バーベキューのランチ。串刺しのアマゴや冷やしトマトなど、地元の味も盛りだくさん。
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←アマゴも朴葉ずしも最高! |
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13:30~ |
クロコダイルレース
家族ごとに配られた2メートルほどの竹にチーム名を入れ、ワニに見たててペイントしたら、クロコダイルレースの始まり。「これは、川を上る魚のお腹を傷つけないように、魚を木で誘導して川辺へ上げるという、昔のカナダの漁法にちなんだゲームですよ」とジョンさん。木の枝にタオルを巻き付けたトーチ状のもので、家族全員が力を合わせて竹のワニのまわりをこぎながら、川上に向かって泳がせる。川底が滑り、水に逆らって歩くだけでも難しく、なかなか思うように竹が進まない。ここでも勝負の決め手はチームワーク!を実感。
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←竹でつくったワニ、上手に泳いでくれるかな? |
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14:20~ |
川でフリータイム
最後はジョンさんと一緒に自由に川遊び。泳いだり、タモで魚を捕まえたり。水から上がったら全員で川辺のゴミを拾って、川遊びの締めくくり。
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←ジョンさん、一緒に泳ごう! |
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14:45~ |
スイカで一服&閉会式
スイカを食べて一服の後、ジョンさんのあいさつ。「今日は、全部初めてのオリジナルゲームでした。もしかしたら一番楽しかったのは僕かもしれない」。最後は、全員一緒の記念撮影。川や水と親しむ楽しいゲームで、家族の絆を深めた1日となった。
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