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自然体験

平成15年

自然体験 | 組合員レポート

山村たいけんin東白川 三宅おじさんと遊ぼう!

平成15年7月6日(日)くもり時々小雨
東白川村中川原水辺公園にて
参加者/15組47名

  • 遊 び 講 師
    三宅邦夫さん(中日こども会) 山崎治美さん(同) 中日こども会リーダーの方々
  • 案 内 人
    鉄崎幹人さん(タレント)
  • 水辺観察講師
    國村恵子さん(名古屋市水辺研究会) 村松憲吉さん(同)
  • ※このページにある写真をクリックすると拡大写真を見ることができます。

会場となった中川原水辺公園には、可憐な花が咲いたヤマボウシや白い花をつけた夏ツバキが見られ、まさに夏の装い。キセキレイやホオジロなど野鳥の姿も間近に。時々小雨がぱらつく梅雨空のもと、参加した家族は野外ゲームや川辺観察を元気よく楽しんだ。

09:20~

受付開始

曇り空ながら、参加する親子は意気込み十分。早めに来た一家は川で沢ガニやヤゴを捕まえたり、鉄ちゃんこと鉄崎幹人さんが見つけた木の上のホオジロを望遠鏡で覗いたりして、時間を過ごした。

10:00~

開会式&三宅おじさんと遊ぶ

広場での開会式でのあいさつが終わると、マイクを片手に三宅おじさんこと三宅邦夫さんによるゲームの始まり。「手つなぎゲーム」に次いで、「ジャンケン遊び」で身体をほぐした。

次は「新聞紙飛ばし」。輪ゴムをつないだ長さ1m程のゴムを2人のスタッフに持ってもらい、短く筒状にした新聞紙の矢をパチンコの要領で遠くへ飛ばす。三宅おじさんの矢は広場の端まで飛んで歓声があがる。順番に大人も子どもも挑戦。鉄ちゃんは飛んでくる新聞紙の矢をグローブでキャッチ!「力を入れない方が遠くに飛ぶぞ!」と三宅おじさんのアドバイスも。

広げた新聞紙の両端を2人1組で持ち、別の1人がそれを跳んでいく「新聞紙ハードル」など、ゲームでは新聞紙が大活躍。次々に登場する遊びに参加者の表情も少しずつほぐれていった。

←「ヨイショ!」。勢いよく新聞紙のハードルを跳び越える。
10:45~

野外ステージへ移動してゲーム

雨がぱらついてきたので、屋根のある野外ステージに移動。親子でヒザや背中に乗って遊んだ後、山崎治美さんの歌に合わせて、向かい合った同士が相手の指を捕まえる「指取りゲーム」などで楽しんだ。

とくに盛り上がったのが頭の体操「数字カード遊び」。1から30までの数字を書いた数組のカードを床に広げて開始。三宅おじさんが「88!」と言うと、足してその数字になるようにカードを集めていく。引き算の答え、家族の年齢の合計、カードを全部裏返して同じ数字を探すなど応用ゲームもいろいろ。小さな子は同じ数字を2枚集めるなど、子どもから大人まで参加できた。

雨が上がると再び広場へ。「親探し」「くつ探し」など身体を使った遊びで午前の部を終了した。笑顔のお父さんからは「身近な材料で楽しく遊べました。私も子ども会の遊びを指導することがあるので、次はやってみたいですね」との声も聞かれた。

←数字カード遊びに正解して思わず「イェーイ!」。
12:00~

火のつけかた講座&バーベキューで昼食

昼食は広場のはずれで炭焼きバーベキュー。炭への着火も参加者たちの仕事で、各家族にはバーベキューセットと炭、新聞紙、間伐材の木ぎれ、マッチが用意された。「マッチは2本しかないので大切に使ってね。新聞紙も一枚の半分です」と鉄ちゃんが炭に着火する手順を実演。焼き網の上で木ぎれを井げたに組み、丸めた新聞紙をたきつけ材に。木ぎれ、炭の順に火をつけていった。

続いて自分たちの席で着火にチャレンジするお父さんたち。順調に着火できる家族もあれば、苦戦する一家も。食材はアマゴ、肉、野菜と特製の朴葉寿司など山と川の幸が盛りだくさん。アマゴは自分たちで塩焼きに。中には「実はバーベキューが楽しみで参加したんです」というお母さんもいた。火をつけるのに苦労した分、おいしさも倍増したようだ。

←「ここはこう組んで...」と男の子も真剣にお手伝い。
13:40~

川辺の生き物観察

午後からは川の中に入って川辺の生き物を観察。まず講師の國村恵子さんが「水草の根元にタモを持っていき、根元を足でがさがさ動かすと隠れている魚などが出てきますよ」と魚の捕り方を伝授した。講師の村松憲吉さんはゴム長ズボン姿、鉄ちゃんはウェットスーツ姿で子どもたちと先に川へ。國村さんは次にお母さんたちを集めて水辺の植物についてネイチャー講座を開いた。

川原へ下りた子どもたちは思い思いに水の中に入り、石を動かしたり、水辺をタモですくったり...。鉄ちゃんは素潜りして鮎をゲット。石の裏にあった魚のタマゴを発見したお父さんは「普段は自然のなかで遊ばないので面白い。つい熱中しますね」。

捕まえた生き物はバケツに入れて、國村さんの解説付きで観察した。カワヨシノボリ、アジメドジョウのほか3cm程のかわいいアマゴの稚魚も発見。ヘビトンボの幼虫(孫太郎虫)、カワゲラ、ヤゴなど昆虫のほかカジカガエル、ホタルのエサとなるカワニナを見つけた子どもも。大人たちも童心にかえって時間を過ごせたようで、清流白川にすむ多くの生き物たちに出会い、あらためて川の大切さを再確認した。

↑「あ、いるいる」。川辺の生き物探しに子どもたちは熱中。 ↑國村さんの植物に関する話にお母さんたちも「なるほど」。
15:05~

スイカで休憩

生き物観察が終わって魚を川へ返した後は、スイカを食べながらの休憩タイム。

15:15~

閉会式

閉会式の後は野外ステージ前で記念写真をパチリ。参加した家族は満足げに東白川 村を後にした。

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