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やさしい英文法講座

中日文化センター講師 日本福祉大学講師
中村 一子

Moko's kitchen

 「やさしい英文法講座」、2年目に入りました。今年は、1年目に取り上げた文法項目を少し深く掘り下げて学習し、さらに1年目に取り上げなかった項目も学習していきます。もちろん日常に役立ちそうな会話や身近な話題のパッセージも登場します。
 今月は「文の要素」です。文を組み立てる時は、まず文の骨格を作ることが大切ということはもう学びましたね。英文の骨格、つまり「誰が」「何をする」のかを表わす「主語(S)」と「動詞(V)」でしたね。
 英文には5つの型があって、どんなに長い文もつきつめればこの5文型の一つに当てはまるのです。そして、そのどの文型もSとVを含んでいます。では、5つの文型を構成する「文の要素」とは何か説明しましょう。
 文の要素は、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)の4つです。この4つの要素とそれを修飾する修飾語句を組み合わせて文を作ります。それぞれ、どんな働きをするのか例を挙げながら説明します。

S 「~は、~が」にあたる部分が文の主部で、その中に含まれる修飾語句を除いた中心となる語が主語です。

主語になれるのは、名詞、代名詞、名詞に相当する語句(動名詞や不定詞など)。
My elder sister works at a bank.
 my elder sisterが主部
 sisterが主語
The book on the desk is mine.
the book on the deskが主部
 bookが主語
Studying English every day is very important.
 studying English every dayが主部
 studyingが主語
V 主部に続いて「~である、~する」にあたる部分が述部で、その中心となるのが動詞です。

walk やstudy のように動作を表わすものとlike やlive のように状態を表わすものbe動詞などがあります。
My elder sister works at a bank.
 works at a bankが述部
 worksが動詞
The book on the desk is mine.
 is mineが述部
 isが動詞
O 動詞の表わす動作や行為の対象となるものです。
例えば、「食べる」という動作の対象となるのは「食べられるもの」で、これが目的語です。 
 食べる→何を?→林檎を⇒林檎目的語 
 作る→何を?→人形を ⇒人形目的語

目的語になれるのは名詞、代名詞、名詞に相当する語句(動名詞や不定詞など)。
I saw a movie yesterday.
 Iが主語 
 sawが動詞 
 movieが目的語 
 yesterday はsawを修飾する修飾語
C 主語と目的語の様子や状態を説明するもので、主語=補語目的語=補語の関係が成り立ちます。

補語になれるのは形容詞、名詞、名詞に相当する語句
I am a nurse.
 Iが主語 
 amが動詞 
 nurseが補語 I = nurse

I named my daughter Lisa. 
 Iが主語 
 namedが動詞 
 my daughterが目的語 
 Lisaが補語 my daughter=Lisa

修飾語は4つの文の要素を修飾する語句で文の要素にはなりません。例えば、
 ◎動詞を修飾する副詞(句、節)
 ◎主語や目的語、補語を修飾する形容詞(句、節)

 では、友人の智子についてのパッセージを読んで下さい。それぞれの文がどの要素を含んでいるか、分析してみて下さい。アンダーラインの部分が文の要素で、ラインの無い部分は修飾語句です。

 Tomoko runs a French restaurant in Nagoya. She went to France five years ago and learned cooking. I sometimes have dinner at her restaurant. They serve great foods.
The restaurant has a French name but I call it Moko's kitchen.

どうでしたか?文の要素が何か解りましたか。正解を見てみましょう。

☆修飾語句をちょっと見てみましょう。
 前置詞+名詞のほとんどは修飾語句です。 前置詞+名詞を除いて考えると文の要素を見つけるのがとても簡単になります。

来月は文型を学習します。文の要素と文型が解ると正しい文を作れるようになりますよ。

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