文化講座
字のタテヨコの比率でわかる、あなたのマメ度
字の形態が縦長か、横広かで、マメに動くタイプであるかどうかを見ることができます。
【横広の字を書く働きバチ型 】
【縦長型の字を書く女王バチ型 】
【横広の字を書く働きバチ型 】
( 図1) |
縦書きの場合、次の字を書くには、下方向へペンを走らせなければなりません。その際、横広の字を書くには下方向へ行きたい心理に反して、左右の方向に手を動かさなければならず、振幅の幅が広いほど、エネルギーを必要とします(図1)。
負荷のかかる労力を惜しまず、ヨコ幅の広い字を書く人は、エネルギッシュで、骨惜しみすることなく、マメに動く縁の下のチカラ持ち、働きバチタイプです。仕事も手を抜かずにやってくれるので、大事な仕事は、こういう字を書く人にまかせておけば、安心。ボランティア精神に富み、面倒見がいいので、職場や学校でも頼りにされるでしょう。女性ならば、庶民的で人情味溢れた肝っ玉かあさんとなることでしょう。男性ならば、"剛健"という言葉が似合いそうです。
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( 横広型 ) | |
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( 縦長型 ) |
【縦長型の字を書く女王バチ型 】
一方で、左右の方向への振幅を少な目に、縦長型の字を書く人は、エネルギーや体力のムダな消費はしない省エネ派。面倒なことはできるだけ避け、自らの手は汚さない女王バチ型、あるいは育ちの良いお姫様、王子様タイプです。"バタバタ""あくせく"といった言葉とは程遠い、優雅でお上品な雰囲気が漂うでしょう。
この女王バチタイプを上司に持つなら問題はありませんが、このタイプを部下にもった場合、仕事をまかせるときは、よく監視していないと手を抜いて、あとからフォローするのが大変かもしれません。