暮らしに役立つ筆跡診断
今回は、筆跡からおしゃれへの関心度をチェックします。
手紙やハガキを受け取ったとき、『様』の最終画を長く伸ばして、チョンチョンという線(右図)や、本来ならなくてもいい(厳密にいうと、あると誤字となってしまう)点が書き込まれている(下図)のを目にすることがあります。これは、筆跡診断上、"おしゃれ点""装飾線"と呼ばれますが、このような本来ならなくてもいいところに、点や線を書き込むのは、ネックレスやピアス、ネイルなどを身につける感覚に通じています。
女子中高生あたりでは、点や線だけでなく、星やハートを書き込んでいるのも見受けられます。メールの絵文字に慣れ親しんだ結果だと考えられますが、これもまた装飾型の一種で、女の子のおしゃれへの関心度の高さが伺えます。
妖精のような軽やかさ、華麗さ、優雅さを感じられるフィギュアスケート。そのフィギュアの選手である浅田真央さんや荒川静香さんのサインにはハート型が、村主章枝さんのサインにはくるくるとらせん状の装飾線が書き込まれているのも納得です。
女性ばかりではなく、ネクタイが派手で有名だった政治家の故渡辺美智雄さん、民主党の鳩山由紀夫さん、テンガロンハットの印象が強い漫画家の山咲トオルさんの直筆にも装飾点が見て取れます。
おしゃれに気を遣うことや派手好みなのと、端から見てセンスがいいと思うのには少しズレが生じるのかもしれませんが、装飾型は総じておしゃれ好き、派手好き、目立つことが好きという心理の表れといえるでしょう。
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