カラーコーディネーターに聞く色の活用術
人間の一生には節目となるいくつかの儀式があります。親が子を思い、家族の幸せを願う、その思いのあらわれが様々な儀式となっています。日本では、七五三、成人式、還暦、婚礼、そしてお正月の祝いなどの儀式がそれに当てはまります。普段身に付けることのない衣装を身にまとい、特別な場へと詣でる儀式は、世界に共通した伝承文化です。
また「赤と黒はスペインの色だ」とありました。「赤と黒の対照的な色は、闘牛士に刺され、真っ赤な血を流して倒れる黒い牛と、オーレと声をからして熱狂するスペイン人の騒ぐ血を象徴している」ということです。他にはインドでは花嫁衣裳は白ではなく赤なのは、赤は神聖な色とされているから、などもあります。日本における民族衣装は着物ですが、京友禅のような艶やかな色合いとワビ・サビの精神による鈍い色あいの両極端な色が存在します。
また、お隣の韓国は、白衣民族といわれるほど白衣を好んできた民族です。女性や子供が着る鮮やかな彩のチマ・チョゴリがある一方、その白衣は、公、また儀礼には欠かすことのできない重要な意味を持つものなのです。
中国では曖昧な色はあまり好かれず、逆に原色に近い色が好まれ、チャイナ・ドレスは赤や青といった極彩色をベースにしたカラフルな衣装です。民族服には、それぞれの民族の伝統や、色に象徴される意味が如実に反映しています。| 自然界の色 | カラーコーディネーターに聞く色の活用術 一覧へ戻る |
色彩心理療法(カラーセラピー) |