文化講座
幸福に生きるために-1
幸福寿命は、「一人ひとりが自分の望む幸福」を第一として自分流に生きるのです。
前回取り上げましたように、グーグルは21世紀は150歳寿命を目指しています。
22,23世紀には非死・不死の実現が可能になると予想されています。
そうなれば永久に幸福な生き方を目指すことになります。
進歩する医学、生物化学工学、ナノテクノロジー、マイクロロボット、マイクロチップやブレイン・コンピューター・インターフェイスなどによる医療や科学技術を受け入れ続ければ寿命は延び、ついには神性となって非死・不死まで可能になってきました。
著者のアップグレーズ狂人は80歳に近いのですが、120歳ぐらいまでは現在までの生活習慣、健康法や医療技術によって幸福に生きられる予定で毎日を過ごしています。
その為の努力を日々に実践しています。
まだ、40年間は「幸福寿命」を楽しめることになるからです。
まずは、「自分が幸福に生きる」とはを自分で決める必要があります。
アップグレーズ狂人の「幸福」はアップグレードを続けることで次のようです。
1:基本は「志を持って失うものがあっても学び創意創造しながら前に進む」。
自分が求める幸福と美を感じ続けられるようにアップグレードを続ける。
曙や新月を見上げて心を新たにする。
アップルのジョブズはDo what you love!と膵癌の末期状態でも言っている。
2:素のままの自分を愛し、大切に思ってくれる人の心を大切にする。
3:Dr.ヒルルク(「ONE PIECE」尾田栄一郎)のように多くの人達を幸せにしたい心を忘れない。
4:美しいコトやモノ、美味で健康的な食事や調理を楽しみながら何事にも新鮮な気持ちで創意、創造するアートな心を持ち続ける。
5:運動は目標を達成する幸福感、爽快感、集中力やマインドフルネスとなり頭、四肢、身体の健康力を高める。
基礎代謝量を増すために薄着に努める。
机に向かう時は可能な限り立って努める。
それぞれ自分の価値観(Values),目標(Goals),使命(Mission)を持って生きることが幸福寿命を生きることになります。
自分が幸福だと思うことは一人ひとりで違いますから自分の幸福を決めるのです。
途中で変えることがあっても良いのです。
幸福寿命は健康寿命のように必ずしも人の世話にならない寿命ではありません。
自分がいくら病気や不自由で人の世話になっていても幸福で楽しく生きられます。
長寿、ましてや非死・不死の時代では自分流の幸福な生き方が極めて重要となります。