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インターネット公開文化講座

文化講座

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ヤル氣・勇氣・元氣・陽氣・素敵になる健康法

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

ぐっすり眠るために

足心ヨーガとは...

  ナマステー!
足心ヨーガとは、「真理を外に求めずに自分の内側に真理を求めなさい」という禅の教え"脚下照顧"と、インド古来のヨーガとを融合させた、心と体を癒すための健康法です。
足の指まわし(冷え取り)、ストレッチ、整体(ポーズの組み合わせ)、有酸素運動、自律訓練法(呼吸法でパワーアップ)、自己睡眠(プラスイメージの形 成)を総括した体操で、血液、神経、プラーナ(氣)の詰まりを取り、ヤル氣・勇氣・元氣・陽氣というエネルギーを引き出すヨーガです。
   

内容

 
【1】 プレ・ヨーガ(準備として)
  全身をほぐすために指1本1本まわします。
頭寒足熱(足ポカポカ体ポカポカ温かくなる)
【2】 クリヤー・ヨーガ(浄化体操)
  眠っている体を少しずつ目覚めさせるための簡単な体操です。
【3】 アーサナ(ポーズ)
  季節に合ったポーズを組みます。
緩んだ体を伸ばし、下垂した内蔵を引上げ、たるんだ筋肉を引き締め、骨格の歪みを取ります。
【4】 プラーナ・ヤーマ(呼吸法)
  呼吸をゆっくり、深くします。ざわめいた心が静かになります。

★「ぐっすり眠るために」

1.指まわし

足の疲れをとりましょう。
(足が疲れていては眠れません。)


1) 指を1本1本グルグルまわします。
   
2) 右まわりばかりは気の流がよくなります。
   
3) 右まわり・左まわりでは内蔵のマッサージ効果があります。
 

2.伸びのポーズ

"あーん"と思い切りあくびをしましょう。(1日たまった邪気を出すために)

1) 正座法から両手を組んで真上に上げ、腹をへこませて脇を伸ばします。
   
2) 鉄棒にぶら下がるようにグーッと伸びて、ストンと力を抜きます。(頭を下げて、力を抜く)
 

3.へびのポーズ(サルパ・アーサナ)

  ※サルパは「へび」の意味です。

神経をリラックスさせるために背骨を充分に伸ばしましょう。

1) うつ伏せ
   
2) 両腕は体側に沿って伸ばす。
   
3) 両足はきちっと揃える。(へびのしっぽです)
   
4) あごは床に、のどをグーッと伸ばす。
   
5) 上体をゆっくり上げていく。自然に止まったところで保って目を開け眉門をジーッと見る。苦しくなる前にゆっくり下ろす。アゴ・おでことついたら、両手・両足を開け、顔はどちらかへ向けてホーッと一息、リラックス。

胎児のポーズ

 
使った腰をほぐします。

1) 上向きになって両膝を抱く
   
2) ゆっくり太股を胸に近づける。
   
3) あごを喉の窪みにつけ、首筋を十分のばす。
 

4.シータリー呼吸法(口から息を入れて、鼻から吐く呼吸法)

  ※シータリーは「熱をさます」とか「冷却」といった意味があります。

暑くて眠れない時に体を冷やす呼吸法です。

1) 舌を丸めて、その先を少し出します。
(鳥のくちばしのような形をつくる)
   
2) 息を舌の先からシーッと息の通る音を出し吸う、舌を中に入れ息を止めたまま、こっくんと息を飲んで鼻から静かにはきます。
では、また来月お会いしましょう。それまでお元気で!
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