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インターネット公開文化講座

文化講座

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「天命起臥之道」に生きる

Dr.BEAUT・ソフィーリッチ代表
医学博士 山中 直樹

脳を元気にする!

 生きている限り脳を元気にしておくことは二足歩行とともに「天命起臥之道」が最も大切にすることです。
 脳の活動は幾つになっても回復力を持っていますから、年齢とは関係なく元気にする心構えと日頃の努力が必要です。
 常に脳の活性化を意識した努力が不可欠で、"DNA"などと"いろいろな手を変え、品を変えた""サプリメント"、"健康食品"などと他力に依存をすることは止めましょう。
 日常生活で、大切なことは次のようです。

  1. 日常生活での心構え:ストレスを感じたり、否定的な発想は考え方、受け取り方を変える。
  2. 運動は脳や神経の活力を増す。
  3. 食生活では健康栄養食を食べる。
  4. 瞑想・マインドフルネスになる時間を毎日持つ。
  5. 「自分の考えや考えたこと」を他の人達に話すように努める。まとめて書くことも大切にする。
  6. 自分とは異なった考えや生活環境の人達と積極的に会話をして、色々な価値観や文化について知り、理解する。
  7. 若くても高齢になっても、何か新しいことや工夫を行う。今までに、経験したことのないことに興味を持って始める。どうするかの工夫をしながら、手足を動かして使うことが脳の活性化には重要なのだ。

  人間は生まれた時から脳の発達段階があり、生活環境によって、一人ひとりが個性や能力を発揮するようになれるのです。
例えば、両親が音楽家である場合は、生まれた時から音楽に触れて成長するから発達することになります。
 歴史的に優れた音楽家として、モーツァルトのように父親の適切な指導によって天才的な成長をしました。
 一方で、自分の生活環境にあって、通常のように学校へ行って勉強するのではなく、エジソンやアインシュタインのように自分が面白いと思って歴史に残るような仕事を成し遂げた人達も沢山います。
 アメリカ中西部の悲惨な家庭や社会環境で育ったJ.D.ヴァンス(「ヒルビリー・エレジー」)のように祖母の影響や自分が育った環境とは異なった世界があることを知って活力ある人生を歩み始めるような人もいます。
 高齢になっても死ぬが死ぬまで進歩を続けた人も少なくありません。
 インドのマハトマ・ガンジーは78歳で暗殺されるまで積極的に平和に努めました。
 葛飾北斎は70歳までの作品は取るに足らないと肉筆を追求して86歳になって、ダヴィンチの「モナリザ」と並ぶ「濤図ナミズ」の傑作を描き、90歳で死ぬまで進歩を続けて作品を残しています。

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