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「天命起臥之道」に生きる

Dr.BEAUT・ソフィーリッチ代表
医学博士 山中 直樹

自分の天命の道は!!

 自分の生き方は自分の天命を自分で見つけて決めることから始まります。
 天命と言っても大袈裟に考えないで、一人ひとりが小さな希望をこゝろに持てば、世界中の人達が幸せに生きられるようになります。
決めたなら自覚して意識した毎日を過ごすことが大切です。
 自分が天命を達成しようとする目標をハッキリとこゝろに刻まなければなりません。
 しかし、目標に向かって、いつも前進することは決して簡単ではありません。
 自分だけの都合で世の中は回り、成り立っていないからです。
 夢を持ち理想を求めていても、実際の毎日の生活は裏腹のことが降りかかってきます。
 日々を完璧に生きようとしても無理ですから、起臥に意欲しながらも生きていることを楽しむことも忘れないことです。
 私の大学時代の指導教授が私のために「石に破れ骨に刻む」との軸を書いて下さった。
 今もこゝろに刻んで大切にしています。
 天命之道を定めて前に進もうとはするのですが時に大きな力が働いて、進むどころか後退しなければならないことは常に起こります。
 昔から、「一歩前進、二歩後退」「二歩前進、一歩後退」と言われます。
 時には「大きく後退」しなければならないこともよく起こります。
 そうした時には、「それでも天命の目標を達成しよう」との意欲を持ち続けられるかが大きな問題、課題となります。
 「自分には向いていない」とか「自分には無理だ」と「天命之道」を変えるための安易な口実を考え、正当化したくなります。
 しかし、「何歩後ろに下がってもあきらめない」と自分の意志を保てるかが試されることになります。
 試練を経て真に「天命之道」を自覚して達成しようと意欲することになります。
 例え、とりあえず真逆や異なった方向に向かうことがあっても、次のように考えることが重要です。
 どんなこと、何をやっていても「天命起臥之道」に向かうためには無駄にはならないということです。
 天命達成のためには既成の事実ばかりを追いかけていては決して成就することはできないと考えることは大切です。
 そうした折に、後退していると思えた時に体験したり、起臥に何気なく行っていたことが天命之道達成のために乗り越えられるブレークスルーになることは珍しくありません。
 天命起臥に意識して目標に向かって行動することがキー。
 「急がば回れ、回れば急げ」です。
 他の人たちがどう思うかを気にすることなく、自分が望む「天命起臥之道」に進むのです。

「天命起臥之道」に生きる
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