文化講座
ハッピーかい!若さの秘訣は-2 -毎日の食事-
今回は前回取り上げた第二の毎日食べる食事が健康栄養的に望ましい条件を知ろう。
若さの秘訣は全身に必要な栄養成分を配り、不要な成分を排出することにある。
そのためには動静脈血管が重要な役割を果たしているのだ。
体内の隅々まで栄養分を配布する役割は動脈血管が担い、有害成分の排出は静脈が担う。
特に、心臓によって汲み出される赤血球や白血球などの血球成分と必要な栄養成分を動脈は配る役割を果たしているから、動脈血管の動脈硬化が起きると配布と排出異常が始まる。
つまり、「若さの秘訣」の第一は心臓血管系の老化現象である動脈硬化を起こさせないで必要な血球や栄養成分を皮膚、骨、脳などの臓器や組織にバランスよく配り続けられることがキーとなる。
動脈硬化を引き起こさないような健康栄養成分の素を食べることがまず重要だと判る。
炭水化物、脂肪、蛋白質、ビタミン類、ミネラル類、必須アミノ酸、必須脂肪酸に加えて植物が含む機能調整が適切に摂取されなければならないのだ。
また、体内で動脈硬化を誘発する有害成分は過剰に食べないように努めることが大切だ。
必要成分でも体内で有害成分に変化するから気を付けなければならない。
その代表が善玉と思われている炭水化物だ。
炭水化物は糖質と繊維成分からなるが、そうした中で糖質はカロリー成分として重要ではあるが、動脈硬化にとって、最も危険な成分となる。
糖質成分としては、デンプン、蔗糖などとグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)となる糖質の取り過ぎや食べ方に注意が必要なのだ。
デンプンは食べると直ぐに血糖を上げるブドウ糖に変わり、多く食べることは糖尿病のみならず動脈硬化を誘発するから最も危険成分なのだ。
果物は甘味成分である蔗糖を多く含むが、体内で分解されてブドウ糖と果糖になる。
果糖は血糖を急速に上昇させないが動脈硬化にとってはブドウ糖と同様に危険物質を産生する。
糖質は食べ方を誤ると糖尿病や動脈硬化を促進する危険がある。