文化講座
健康寿命&平和寿命を延ばすポイント―1
「心の豊かさ」が第1のポイント!
料理をして共食を楽しむことが大切。
余程の偏食者、胃などの切除を受けた人や特別な高齢者以外はサプリメントによる栄養成分補給などは普通の食事で必要なしです。
サプリメントで元気になれると思う人たちの多くは精神的な効果だと言っても言い過ぎではありません。
つまりは、医療で言うプラセボ・偽薬効果と同じなのです。
ガンのみならず、高血圧などでも偽薬で30%の人は効いたと言うぐらいですから30%以下の有効性は効果なしと言えます。
不眠や不安と関連したような偽薬では、それ以上の見掛けの効果ありとなります。
逆に言えば、サプリメント、プラセボ・偽薬も心の持ちようと深く関わっているのです。
それでは「心の豊かさ」にとって、何が大切かとなります。
何度も取り上げています、フィエロ&フロー(Fielo&Flow)は生きていることの幸福度が高くなることを意味します。
フィエロ&フローの幸福度が高くなるためには次のような心の持ちようが大切です。
1)内発的動機を大切にする。
自分が自ら望んで発する気持ちを第一にして、外発的動機となる他の人から言われたり、周りやヨコと比較して「本当は」、「心ならずも」に流されないことです。
2)人と分かちあう喜び、チョッとした親切をする喜びを感ずる。
アンパンマンが空腹や飢餓に苦しんでいる人を見た時、自分の身を削いて食べさせるような心です。
また、毎日の生活で他者への親切心を常に忘れてはなりません。
3)心の通じる人がいる。
家族などの血縁者、地縁、会社などの社会的縁者とは限りません。
近くにいて会える人でなければならないこともありません。
家族や仲間内でいくらつるんでいても心が通ずるとは言えないからです。
遠方の人であっても、心がつながっている人が大切なのです。
既にこの世ではなく、彼の世に居る人ともつながることが出来ます。
その人のためには、優しい気持ちになれたり、「ごちそうさん」のように食材を工夫しておいしいものを料理して共食したくなるような気持ちになれる人が心にあれば良いのです。
4)冗談や洒落の心があり、日常生活や自然など周りの美しいものに感ずる心がある。
幸福になるかどうかは自分の心の持ちよう!