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変えよう“ねむりの質”向上委員会!

一般社団法人 日本快眠協会 理事長
日本心身医学会学会員/睡眠学会学会員
今枝 昌子

2月のテーマ「日光と日照時間」

2月は、大寒もあり一年で一番寒い月になり、ついつい、布団から出たくなくなりますが、人には、生体リズムをコントロールする体内時計があり、朝、日光に当たることで
体内時計は、リセットされて調整されるといわれています。
睡眠障害の治療法のひとつに、「光療法」があります。

その方法は、2,500ルクス以上の高照度の光を、1~2時間照射する方法です。

眠りのホルモンといわれている"メラトニン"というホルモンも、朝日を浴びておよそ14~6時間後に分泌されます。
睡眠にとっても、朝日に当たることは
大変重要なことといえそうです。

ちなみに、ろうそくの光は、10ルクスほどです。
太陽の光は一日の平均照度は、なんと約32,000ルクスほどといわれています。

やはり、
外に出て健康的に自然の力でエネルギーチャージしたいですね。

寒くても、すっきりお布団から出られるように
是非、食事や運動アロマテラピーを利用していただけましたら
嬉しいです。
是非、
以下のスキルをお試しください。

<運動>

~運動をするタイミング~
快眠のための理想的なタイミングは、様々いわれていますが、
1) 朝、太陽の光を浴びながら散歩程度のゆるい運動
2) 夕方、朝より負荷の高い運動
 ・軽いジョギング
 ・水泳
 ・縄跳び
など、一定のリズムを意識した少し汗ばむ程度負荷のある内容
3) 眠る前の簡単ストレッチ
手や足を5秒伸ばして10秒緩める、簡単なストレッチ運動

上記の運動をすることによって、メラトニンを生み、筋肉をつくり、眠る前にカラダをほぐします。

しっかりとした昼間の運動が出来ない場合には、就寝の2~3時間前に運動をしましょう。

<食事>

~アボカドと豆腐の味噌汁~
快眠に関係のある大切なホルモンであるセロトニンの素となる、必須アミノ酸を多く含む、豆腐など多く摂りましょう。

☆レシピ☆

・豆腐1/2丁
・アボカド 1/4個
・だし汁2CUP
・のり1/2枚
・味噌大さじ2
・ねぎ適量
・かつお節お好みで適量

☆作り方☆
① 材料を適当な大きさに切ります
② 沸騰しただし汁に具材を入れて火が通ったら、味噌を入れる
③ のりとねぎを入れる

<アロマテラピー>

~フットバス~
日照時間は生体のリズムを整えるものですが、
自然の流れを感じることが大切です。
お休み前のゆったりとした時間を楽しみましょう。

☆レシピ☆ 1回分

・ゼラニウム精油 1滴
・ラベンダー精油 1滴

① 40度程度のお湯をバケツなどに15cmくらいの深さまで入れます。
② 冷めたらお湯を足し注ぎます。
③ 眠る前に、10分~20分ほど、温めてからお布団に入ります。

鎮静の作用のある精油の力を借りて、ぐっすり眠りを誘いましょう。

最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます。

今夜もぐっすり眠れますように・・

社団法人 日本快眠協会
理事長 今枝昌子
協会HP
http://www.kaimin.or.jp
快眠ラボプラスドゥースHP
http://www.yoi-nemuri.com


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