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ぐっすり眠れる快眠法のすべて

一般社団法人 日本快眠協会 理事長
日本心身医学会学会員/睡眠学会学会員
今枝 昌子

~真夏の快眠法~ 寝具環境とカラダつくり

今年の夏は暑くなる上に、電力不足が引き続き心配されます。
7月は、エアコンに頼る以外にも寝苦しい夜をいかに涼しく快適に過ごすか
特に入眠し易くすることが大切ですが、
ホームセンターなどではグリーンカーテンなど昨年より、
色々な植物が増えていて楽しめますね。
環境などを含め、
どの様な方法があるか、ご提案したいと思います。

就寝前には、いかに寝室の温度を下げるかが注目されますが、
温度とともに、湿度にも気を配りたいですね。
真夏では、高いと湿度は70%以上にもなることがあります。
快眠出来るといわれる湿度は、55+-5度といわれています。
寝室の湿度をコントロールすることで、まず快適空間を作ります。

さらに、部屋の温度は22度、寝床内温度は、33度が快適な睡眠をとるための温度と言われています。
睡眠の役割のひとつに、脳の休息がありますが、脳はコンピューターと同じで働いている間に熱が溜まっています。特に、一日中パソコンを使うような状態の方は、脳を冷やしてメンテナンスを行う事が必要です。

寝るときに、保冷材などの冷却用ジェルがあれば、冷やして枕に乗せれば気持ちよく眠れます。
この時、肩を冷やさないように肩にタオルを乗せることを忘れないでください。
頭は、冷やしますが、カラダは温めることが睡眠の基本です。

<寝具>

~蚊帳で快眠~

日本で、古くから使われている蚊帳が見直されてきています。
素材の麻には、湿度調整機能があるため、蚊帳内部の体感温度は2~3度低くなると言われています。
夏の寝室に蚊帳をつるすことで、エアコンによる冷えすぎもなく、蚊帳本来の役目である虫除け、さらに麻の素材感から自然に包まれたような安心感とリラックスも期待できます。
蚊帳は、麻素材で表面は軽く、糊付けされた風通しのよいものを選びましょう。
蚊帳の持つ、独特の雰囲気も癒されます。

<運動>

~水泳で睡眠力アップ!~

夏本番となり、プールに出かける方も増えてきますが、
泳ぐ事は、一定のリズムの有酸素運動になり、睡眠にもオススメです。
全身の筋肉をしっかりと使いますし、水の中で受ける水圧が筋肉に対して、マッサージ効果を生みます。
クロールで泳げば、肩もまわすことが出来るため、肩こり解消にもなります。
週に2-3回、20分以上プールで泳ぐ事で、快眠に繋げましょう!
※水中ウォーキングでも、大丈夫です。

<アロマテラピー>

~真夏の食欲不振を吹き飛ばそう!~

ペパーミント + グレープフルーツ

暑さやストレスで食欲がわかないときには、食欲促進と、強壮作用のある精油がオススメです。

ブレンドしたアロマオイルを胃腸や腹部に塗布してトリートメントします。スッキリとした香りで血中を巡る精油の力で、食欲増進と、カラダからほんのり香るペパーミントと柑橘の香りでむし暑さを軽減します。

☆ レシピ

  • 植物油(スィートアーモンド) 10ml
  • ペパーミント精油       1滴
  • グレープフルーツ精油    1滴

上記をガラスの容器に入れてよく混ぜ合わせます。

今月は『真夏の快眠法』についてお伝えさせて戴きました。

今夜もぐっすり眠れますように。

最後まで読んで頂きまして
ありがとうございます。

快眠セラピー プラスドゥース
代表 今枝昌子
   http://www.yoi-nemuri.com


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