愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

ハーブでセンスアップ!

栄中日文化センター元講師
冨田 真由美
(2011年7月執筆終了)

~摘みたてハーブでランチ~

 植物たちが元気に育つ季節がやってきました。今年はどんなハーブを育てようか考えてみえる方もいることでしょう。種まきや苗の植え付けはゴールデンウィークごろが一番適していますのでそれまでにプランターや庭など整備しておきましょう。ハーブもだんだん育っていくと間引きということをします。虫が付かないように風通しを良くするためです。間引きをしたハーブも小さいながらもお茶やお料理に活用できますのでぜひ取り入れてみてください。
今回は、黄色いパラソル状の花を咲かせる"フェンネル"を使った保存食とパスタをご紹介します。


フェンネルの花▲

1. フェンネルについて

セリ科 多年草

・背丈が2メートル程になる大型ハーブ。
・5~6月頃に黄色いパラソル状の花を咲かせます。
・繊細な葉も美しく、切り花として市場に出回ります。
・胃腸の消化を助ける働きがあります。


2. フェンネルを使ったお料理

<ピクルス>

サラダの代わりや、お料理の付け合わせにできるピクルス。
ぜひ常備菜としてたくさん作っておいても。


<材料>

 カリフラワー 1個
 赤ピーマン 1個
 黄ピーマン 1個
 小型きゅうり 10本
 ベビーコーン 10本
 ミニにんじん 10本
 塩 適量
 フレンチタラゴン 3枝
 フェンネルの葉 4枝
〔漬け汁〕
 米酢 7 1/2カップ
 水 3 3/4カップ
 塩 大さじ1
 砂糖 50g
 ウォッカ 1/4カップ

 保存瓶 1個

<作り方>

(1)カリフラワーは小房に分け、ヒーマンは縦6~8つ割りにして種とヘタを取る。
(2)カリフラワー、きゅうり、ベビーコーン、ミニにんじんはそれぞれ洗い、水気をふきとる。
(3)漬け汁の酢、水、塩、砂糖、を合せて煮立て、火を止めて冷ます。
(4)清潔な保存瓶に生野菜、フェンネル、タラコンを入れ、冷ました漬け汁を注ぎ、カビ防止のためにウォッカを注ぐ。
・3週間すると味もなじんで食べられます。

<しめじとフェンネルのパスタ>

 しょうゆとゴマ油の和風ドレッシングで和えると、おしゃれなイタリア風そうめんのようです。


<材料> 2人分

 スパゲティ 200g

 〔ゆで汁〕
  湯 2リットル
  塩 大さじ1

 〔パスタの下味〕
  オリーブ油 大さじ2
  レモン汁 大さじ1
  塩、コショウ 各少々
 しめじ 1/2パック
 フェンネル 少々
 きゅうり
 トマト

〔ドレッシング〕
 サラダ油 大さじ1
 しょうゆ 大さじ3
 ごま油 大さじ1
 砂糖 大さじ1
 米酢 大さじ2

<作り方>

(1)スパゲティは分量の湯を沸かして塩を入れ、スパゲティをゆでる。アルデンテより柔らかめにゆでて、氷水に取って冷やし、水気をよくきる。ボウルに移して、下味(オリーブ油、レモン汁、塩、コショウ)をからめておく。
(2)しめじは小分けにし、さっと塩ゆでにしたら、水に取り、しっかり水気をとる。
(3)下味をつけたスパゲティにしめじ、ドレッシング適量で和える。器に盛り、フェンネル、きゅうり、トマトを飾る。

このページの一番上へ