インターネット公開文化講座

わたしの家庭菜園

ダイコンの種まき

ダイコンは野菜の中でも消費量の多い品目です。大府市にある直売施設"げんきの郷"の野菜の売上金額の第三位がダイコンであることからも、我々がいかに多くのダイコンを食べるかがわかるでしょう。

秋から冬に向けて収穫する、家庭菜園のダイコンの種まきは、9月に入ったら始めます。いろんな種類の品種を栽培するのも楽しみですし、沢庵や多くの種類の漬物材料を作るために栽培するのも意義があることでしょう。

秋から春まで、食卓に上げるダイコンがとぎれないように、品種を組み合わせて、は種時期を3回ぐらいに分けて種まきをしましょう。近頃スーパーに並ぶダイコンは全て青首のF1品種ですが、愛知の伝統野菜である、方領ダイコンや宮重ダイコンの栽培をしてはいかがですか。各地の在来品種を栽培して、味やかたちを比較するのも楽しみです

9月上旬に蒔く品種は耐病性や耐暑性がある方が良いので、青首のF1品種を使いましょう。家庭菜園の代表品種は耐病総太りです。さらに耐病総太りやYRくらま等を9月下旬に蒔いて霜よけをすると、名古屋近郊では、2月いっぱいダイコンが収穫できます。

近年は各種苗会社からいろんな種類の、辛みダイコンの種子も販売されていますし、黒ダイコンや中国ダイコンの紅心ダイコンの種子も手に入ります。いろんな種類のダイコンの栽培に挑戦してみてください。

○ 種まきの方法
畑を耕し、1坪に元肥を、通しの化成肥料で300gと炭酸苦土石灰を200gをふり、良く耕して畦をたてます。畦幅は120~150cmとします。ダイコンの畦作りには、堆肥や有機資材は入れません、岐根の原因になります。20~25cm間隔に、深さ2cmほどの穴を、二条ちどりに清涼飲料水やワインのビンを用いて開けます。各穴に種子を3~4粒と粒剤をひとつまみ入れます。覆土をして、手のひらで軽くたたきます、土壌が乾燥している場合はたっぷりジョウロで灌水します。

○ 種まきの時期と害虫の被害
名古屋近郊では8月の下旬や9月上旬はまだ残暑が著しく、特に近年はこの傾向が強くなっています。温度の高い条件で、特に被害の大きいのがハイマダラノメイガ(俗称シンクイムシ)です。卵からかえった幼虫がダイコンの生長点に入ります。早い時期のダイコンの種まきでは粒剤だけでなく、防虫ネットや寒冷紗のトンネルがないと順調な生育は望めません。例年ですと9月の15日を過ぎると、少し気温が下がり、虫の被害も軽くなり、粒剤だけで栽培が可能になるのですが、これ以後は種期が遅くなると、生育期間が十分取れなくて、年末に太ったダイコンが収穫できなくなるので注意が必要です。

○ は種後の管理
本葉1~2枚で各畦穴のダイコンを2株に間引きます。4~5枚で1株にします。間引きの後は中耕除草追肥を行います。以後も2週間おきに追肥をします。
防虫トンネルの中で虫が増殖していないかを点検して、虫が発生していたら農薬散布をします。10月に入ったら、取り除きます。以後は2週間に一回程度の農薬散布が必要です。

○ 間引き菜の利用
9月には種するダイコンの栽培では、種まきの時期の粒剤施用は必ず必要なものです。そのため間引菜は食用にすることができません。間引菜を食べたい人は同時に防虫ネットや寒冷紗のトンネルの中へ粒剤を施用しないで、ダイコンの種を播いておくことが必要です。 

愛知県共済のライフ共済 愛知県共済の火災共済