わたしの家庭菜園
我が国の関西から関東にかけての平坦地は、自然植生が常緑広葉樹林帯に属し、気候は夏は気温が高く、冬も雪が多く降ることもありません。気温が高い夏の時期は、害虫の発生が多くなります。そのため野菜を栽培するときには農薬による防除が必要です。農薬の知識や使用法を理解することで、野菜をうまく栽培することができるのです。
農薬には殺菌剤、殺虫剤、除草剤、生長調節剤等が有ります。農薬の販売や使用の方法は農薬取締法によって決められています。 法に基づいて登録された農薬を、決められた方法で使うことが求められています。登録がない農薬を使用したり、決められた使用法を守らないと罰せられます。(罰金の最高額は個人では100万円です。)さらに食品として販売もできません。
・農薬のことで3段階の視点を
農薬が危険だ、嫌いだでは、野菜作りができません。農薬のことを知り、安全な使用法を理解してください。
・原液が最も濃度が高いことを知る。
農薬の多くは原液を希釈して散布します。原液が一番濃度が高いのです。故意、過失で目的外に使用されることもあります。子どもの手の届かないところや、鍵の掛かるところに、注意して保管しましょう。散布液を作るときには、原液の取り扱いに注意をして希釈しましょう。原液を皮膚や目に入れないようにしましょう。もし原液を皮膚や目に入れてしまった場合、まずは水で流しましょう。
・散布する人が最初に農薬をかぶる。
農薬を散布するときには、散布する人が最初に農薬をかぶります。風の向きや、散布の高さに注意をして、噴霧した農薬をかぶらないように注意しましょう。肺に吸い込まないように、必ずマスクをして作業をしましょう。
・野菜への残留が気になるのなら、
個々の農薬には必ず、収穫前何日までに散布するように決められています。決められた日数を過ぎた後に収穫した野菜には、基準値濃度以下に残留量になることが試験で確認されています。それでも残留が気になるなら、散布後収穫までの期間を、使用法で示されている期間の、倍取って野菜を収穫しましょう。このことで残留量はさらに少なくなります。
殺虫剤や殺菌剤には液剤、粒剤、粉剤等の種類があります。 家庭菜園で使用するのは、粒剤と液剤(水和剤)が多いのです。液剤の散布量は葉の表裏面にむらなく薬液が付く程度に散布します。葉から薬液がしたたり落ちるようでは散布量は多すぎます。
草丈の低いものでは、10a当たり100リッター(3.3m2 当たり300ミリリッター)程度の散布量が基準量です。
農薬には多くの種類があります。栽培している野菜に使用が認められている農薬を使用します。農薬の容器や説明書に次に示すような、使用法が書いてあります、この使用法を守って、使用しましょう。
家庭菜園で使用が推奨される農薬の条件は、1.毒性が低い、2.ゼネリック医薬品と同様に開発して時間が経っていて価格が安い。3.多くの野菜に使用が認められている。などです。そんな農薬を選んで使用しましょう。
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