わたしの家庭菜園
家庭菜園で栽培した生産物が高く評価される野菜があります。その一つがソラマメです。野菜が収穫後、食べるまでに時間をおくと、急速に味が低下することはよく知られていることで、高原で朝取りトウモロコシを購入して、その場でゆでて食べたのと、半日ドライブをして、家に持ち帰って夕方、ゆでて食べるのでは、味が違うことを経験した人も多くあると思います。ソラマメもおなじで、収穫後時間を置くと食味が低下するのです。ソラマメの大きな生産地は鹿児島県で、名古屋のスーパー等で販売されるものは、産地から数日かかって消費者に販売されます、流通の段階で低温輸送を図ってあっても、味の低下は避けられないのです。そのため家庭菜園で収穫したソラマメは美味しいのです。同じように家庭菜園の野菜が美味しいのは、グリンピースでしょうか。このような品目はぜひ家庭菜園で栽培して欲しいものです。

1.種まき
ソラマメはこの地方では秋まきにして、苗が冬を経過して、春になって花が咲き、実が付く栽培を行います。種まきは10月下旬から11月の上旬に行います。播種の時期が余り早いと、株が大きくなりすぎ、低温の害を受けやすくなりますので、高さが20cmぐらいの株で冬を越すのが良いかと思います。またソラマメの種子は値段が高いので、畑に直接種を蒔いて、虫や鳥に取られても癪ですので、庭先でポットに園芸用土を詰めて種を蒔き、本葉が2枚ほど出た時期に、苗の根を痛めないように畑に植え付けます。5cmのポットに1粒ずつ、おはぐろを下にして、種を差し込みます。種が見えない程度に覆土をして、たっぷり灌水をします。乾いたら次の灌水です、あまり水やりが多いとマメが腐ってしまいますから注意です。

2.植え付け
畑は3.3m2当たり、堆肥をバケツに2杯、苦土石灰を300gと化成肥料(10.10.10)を300gまき、良く耕して、150cmの幅の畦を作ります。畦の中央に株間を40cmで1条植えで、2枚の葉が出た苗を植え付けます。

3.春先の管理
2月下旬頃に、6~8本の太い枝を残し、細い枝や生育の遅れた枝を切って捨てます。倒伏防止のために支柱を立てたり、フラワーネットを張ります。
追肥は開花結実期に中耕除草、土寄せと合わせて、園芸化成で50g程度施用します。
下から着莢が進み、その上も開花している時期に、莢の肥大を促進するために、茎の上部20cmを切り取ってしまいます。春先は温度の上昇に伴ってアブラムシが茎や葉、つぼみに大発生をします、手では取り切れませんので、農薬散布が必要です。登録のある農薬を早い目に散布しておきましょう。乾燥が続くと落花が増えたり、実の入りが悪くなります乾燥が続くようなら、たっぷり灌水をして、大きな実が着くように育てましょう。
4.収穫
収穫期が近づくと莢がやや垂れ下がり、莢に光沢が出てきます。試しに莢を割ってみると、肥大したマメが莢から容易にはがれます。マメが固くならない前に収穫しましょう。始めに書きましたように、収穫後放置すると、急速に味が落ちます、食べるまでに時間があるときは、収穫後すぐに冷蔵庫に入れましょう。知り合いにお裾分けするときも、冷蔵庫に入れてマメの温度を冷やしてから、荷造りをしてクール宅急便で送ると美味しいソラマメをありがとうと手紙が帰ってくるでしょう。
春のビールのつまみに美味しいソラマメを栽培しませんか。
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