わたしの家庭菜園
家庭菜園で栽培する野菜では、いちど植え付け、長期にわたって収穫できることは、うれしいことです。このような要望にあう野菜の代表が、春に植え付ける、モロヘイヤと秋に植え付けるナバナです。
ナバナは8月下旬から9月上旬に種を蒔いて苗を作り、9月下旬から10月上旬に定植すると、11月から収穫が始まり、4月まで収穫を続けることができ、緑の野菜の少ない冬から春にかけての食卓ににぎわいをもたらします。
ナバナと菜の花
ナバナは地域や種苗会社によって呼び名と品種が異なっています。東海地方では三重県長島のナバナが有名で、産地化が図られ生産物が関東や関西まで出荷されています。栽培される品種は、洋種ナタネの早生品種を改良して作られた「長島在来」です。ところが千葉県の房総半島などで栽培されるナバナは、和種ナタネがもとになっていて、ハクサイやカブに近い種類で、蕾を束ねて出荷して、3月3日のひな祭りの食卓に、黄色い花が少し着いた装いで、食卓を飾るものです。私はこの二つを「ナバナ」と「菜の花」に分けていますが、この分類が多くの人の賛同を得ているわけではありません。
種苗会社等から入手できる品種を「ナバナ」と「菜の花」に分けてみると次のようになります。


家庭菜園で栽培したいのは、ここで示したナバナです。菜の花に比べ収穫時期が11月から4月まで可能で、蕾が見えないときは、新芽を収穫します。菜の花に比べ寒さにも強く、葉色も濃く、栄養価も高いと思われます。
ナバナ栽培
品種は長島在来に近い品種が作りやすいと思われます。(愛知県内の種苗会社がナバナとして袋詰めしてあるものであればこれに当たります)8月下旬~9月上旬に播種床に種を蒔き、30日程度育苗して、90cm幅のうねに40cm間隔に畑に植え付けます。草丈が40cmぐらいになったら、主枝を摘心します。あとは伸びてくる脇芽を手の幅(20cm)の長さで収穫します。この時注意しなければならないのは、基部を少し残すことです。収穫が始まると、2週間の間隔で畦の側面に中耕に合わせて、追肥を行います。害虫はコナガ、アオムシ、等ですが発生が多くなれば適用のある農薬の散布が必要です。農薬散布後は規定の日数は収穫を控えることを、忘れずにしなくてはなりません。

菜の花も菜園に余裕があれば栽培してみてください。早生の品種と晩生の品種を栽培することで、12月から3月まで、菜の花が楽しめます。ナバナに比べ寒さに弱いので、山沿いなどでは防寒が必要です。蕾が付いたら10cm程度の芽を収穫します。組織が柔らかいので、ゆでる時間はナバナに比べ短く、味も薄めの調理が適しています。
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