わたしの家庭菜園
暑い夏に冷房エネルギーの消費を減らすことは、地球環境の保全の意味からも、多くの人が求めることです。そのために近年、屋上緑化やみどりのカーテンが注目されています。
窓からの夏の太陽光線や輻射熱の進入を防止するには一般的には、ヨシズやスダレが使用されますが、植物を栽培して熱の進入を防ぐこともできます。このことをみどりのカーテンと呼んでいます。植物はそれ自身から水分を蒸発させていますので、葉の間を通り抜けた空気は気化熱を取られるおかげで、温度が低くなる効果も期待できますし、植物の葉の色が室内の雰囲気も変えてくれます。さらに野菜でみどりのカーテンを作ると、収穫して食卓に夏野菜を添えることにもなり、うまくいけば多くの効果を期待できます。そんなわけで今回は野菜でみどりのカーテンを作る方法を提案します。
みどりのカーテンに使える野菜を表に示してみました。
ここに示した野菜の多くは、真夏でもおお勢に生育する高温性の夏野菜です。
特にウリ科の3品目は病気や虫にも強く、高温期にも旺盛な生育をします。しげりすぎて設定した範囲を飛び出してしまうかもしれません。
栽培の方法はプランター栽培が適当でしょう。少し大きめのプランターを窓の外に並べ、窓の幅より少し広く、2.5~4mの支柱2本を建物に斜めに立てかけます。上と下を移動しないように固定して、その上にキュウリネットか海苔網(海苔養殖に使った再利用品が園芸店で販売している)を広げ固定しますます。これに野菜を登らせます。
ミニトマトとニガウリの栽培方法を次に簡単に説明してみます。
ミニトマトの栽培
少し大きめのプランター(53×29×37cm)に市販の園芸用土と1/3の鹿沼土を入れます。炭酸苦土石灰10gとIB化成19gを入れて良く混ぜます。植穴に殺虫剤(オルトラン等)を1g入れ、一つのプランターに購入した2株の苗を植え付けます。2.4~4mの支柱や、しの竹をプランターに差し込み、建物に立てかけ、上部を移動しないように固定します。苗をビニールひもで支柱に結わえ、苗の生育に伴って支柱に結わえ付けていきます。主枝を1本のばすだけで、他の側芽は早い時期に取り除きます。灌水は毎日、朝に雨の日以外はたっぷり行います。夏の晴天では昼に萎れるようならもう一度昼に行います。定植一ヶ月後から2週おきに10gのリン硝安化成を土の表面に撒きます。このまま伸ばして行くと10月までに屋根まで伸びます。
ニガウリの栽培
プランターや用土及び肥料はミニトマトと同様とします。二つのプランターの外側に4mのしの竹を建物に立てかけ、上下を固定します。その上に海苔網を広げて固定します。
一つのプランターに2株のニガウリの苗を植え付けます。植え付け時には植穴に殺虫剤の施用を忘れずに行います、ニガウリの親づるを海苔網に真っ直ぐ登らせ、子づるは横に這わせます。網の半面をおおうまでは雌花はすべて摘除して、茎葉の繁茂を早めます。子づるや孫づるは網をはみ出したら、芽を摘みます。灌水は毎日、朝にたっぷり行います。昼に葉が反転するようならもう一回昼に行います。追肥はミニトマトと同様、定植後1ヶ月から始めます。ニガウリは茎葉から特異な臭いがします。このおかげで虫の被害が少ないとされています、しかしこの臭いを我慢できないという人も少しありますので、家族で相談してみどりのカーテンにニガウリを使用するかを決めてください。
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