インターネット公開文化講座

わたしの家庭菜園

アオジソのプランター栽培

アオジソは夏の食卓にはなくてはならない香辛野菜である。特有の香りがあり、香り成分はペリルアルデヒドとされ、暑い夏に清涼感をもたらす。'そうめん'や'ひやむぎ'さらには'うどん'の付け汁に'いりごま'と共に毎日なくてはならない。さらに近頃はアオジソ・スパゲティやサラダの香り付けとしても用いられる。

家庭菜園でもぜひ栽培しておきたい夏野菜である。しかしアオジソは害虫の被害を受けやすく、放置すると、たちまち葉はぼろぼろ、茎の先はなくなってしまう。
家庭で夏のあいだアオジソを収穫するためには、プランターを二つ使う栽培が良い方法である。栽培の方法を紹介すると次のようである。

プランター二つに購入した園芸用土を詰める。

炭酸苦土石灰5gと化成肥料(10.10.10)を5gよく混ぜ、苗を植え付ける、植え付ける苗は、一つのプランターに4株程度とする。苗は購入するか、前もってポリポットに、は種して育苗しておいたものを用いる。植え付け時には忘れずに植穴に殺虫剤(オルトラン、ベストガードなど)をアブラムシの防除のために施用する。草丈が40cmぐらいから収穫が可能であるが最初はあまり多く収穫せず、株の生育を進める。このころからプランターに交互に殺虫剤を、土の表面に2g程度撒き、殺虫剤を撒いたプランターには大きな赤い洗濯ばさみを止めておく。家族に赤い洗濯ばさみの着いてる方は、収穫しないように指示をしておき。洗濯ばさみの着いていないプランターの葉を収穫する。 2週間の期間をおいて今まで収穫していたプランターに殺虫剤を撒き、洗濯ばさみを移し替え、収穫するプランターを変える。このようにすると夏の間アオジソの収穫が可能である。殺虫剤を撒く時期に合わせて、園芸化成を2g撒いておくのも良い葉を収穫するためには必要なことである。収穫は葉の大きさが最大になる時期の少し前に行うと、香りが良く、やわらかい葉が得られる。アオジソの葉は2枚の葉が対になって出てくるため、収穫は2枚全部取らず、1/3程度は片方の葉を残して置き、株が生育するための光合成を行う道具として確保することも忘れてはいけない

ところがアオジソは短日性の植物であり、日の長さが短くなってくると、葉の大きさが小さくなり、ついには茎の頂部に花芽ができてしまう、そうすると葉の収穫ができなくなる。アオジソが短日を感じるのは、夜の長さが、14.5時間以上になった時期からとされ、時期的には8月10日以後である。そのためこの時期になるとプランターを夜灯やリビングの光が漏れる窓ぎわに移動させると、夜の長さを感じずに、大きい葉の収穫が続けられる。さらに秋が進み、収穫も必要でなくなり花も開花すると、来年の苗を得るための準備をしておく。プランター一つを残し他は処分してしまう、開花が進み種子ができ低温で株が枯れると、株を切り倒し、プランターの上に寝かしておく、そうすると種がプランターに落ち、来年の3月下旬になると、種子が発芽してきて、来年の苗の確保ができる。ただ開花時期にアオジソのプランターの近くに、赤ジソや他の品種のシソがあると交雑してしまい、アオジソの葉の品質が低下してしまうことがあるので、良いアオジソの品種は得られたら、開花期にプランターの近くに他のシソがないように心がける必要がある

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