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わたしの家庭菜園

スイートコーンの栽培

スイートコーンは、トウモロコシの中で種子が未熟の状態で食用にする品種群の名称です。近年の品種は糖度が非常に高くなっています。種子が黄色や白さらには黄色と白が混ざったバイカラーと呼ばれる品種もあり、バラエティーにとんでいます。糖度の高い遺伝子と完熟種子にしわが入る遺伝子が連鎖していることから、スイートコーン品種の種子はどれもしわくちゃです。

 スイートコーンの発芽適温は25~30℃と高いため、畑に直接蒔けるのは八十八夜を過ぎてからです。早く種まきをするためには、ビニールハウスや温床が必要です。発芽してからは温度が低くても生育は良いので、芽生えが5cmくらいになったら畑に植えだします。ただ苗が霜にあうと枯れてしまいますから、霜が降りなくなってから畑での栽培を始めましょう。

 ハウスや温床がなくても早蒔きはできます。透明マルチで温度を確保して、発芽を促す方法です。畑に堆肥や肥料さらに石灰資材を入れて、良く耕し、畦たてをします。150cmの畦幅に20cm間隔で二条に深さ3~4cmのは種穴をあけます。各穴に2粒の種を入れ覆土をします。は種作業が終わったら、透明マルチをかけます。0.02㎜厚さの新品のフイルムをかぶせます。破れないように慎重に作業をしてください。作業が終了し、天気が良ければ、温度が上がって、フイルムの裏に水滴が付きます。2週間で発芽をしてきます。
フイルムの下に葉が揃って見えたら、フイルムに小さな穴を開けて引き出します。
気温の上昇が予想より遅く、遅霜が予想される場合は、穴あけを遅らします。

 は種穴に2粒種子を蒔いたり、植え穴に2株植え付けた株も、草丈が20~30cmになったら、間引きして各植え穴に一株にします。畑に余裕があり、間引いた株も栽培に利用する場合は、草丈が10cmの頃に間引きをていねいに行い、新しい畦に植え付けましょう。スイートコーンの栽培の良否は初期生育がポイントです、草丈が1メートルまでの生育を順調に進めましょう。さらにこの時期に追肥をしましょう。

 スイートコーンの害虫の代表はメイガです。ガが卵を茎や葉に産んで幼虫が収穫物や茎に入ります。被害を防止するためには農薬の使用が欠かせません。農薬には土壌施用の粒剤(デナポン粒剤等)や噴霧器で散布する乳剤(スミチオン乳剤等)があります。特に収穫期が7月下旬以降の栽培では害虫の発生が多いので、農薬散布の計画を前もって立てておきましょう。農薬の選定には農薬登録がある農薬を、ビンや袋に書いてある使用法を守って使用してください。

 スイートコーンの収穫は一株一房が基本です、晩生の品種で収穫が2房と品種説明に書いてある品種を除いて、房が少し肥大した段階で大きい房を残して、他のものは取ってしまいます。茎の基部に発生した分けつの芽はそのまま付けたままにします。

 茎の最上部に雄花ができます。雄花が開花すると白い粉が降り注ぎます、これが花粉です。花粉が房の頭から出た絹糸に付いて、受精がなされ実が肥大します。花粉がひととおり降り終わったら、雄花を切り取り、絹糸の上ではたいてから、処分します。雄花の処理でメイガの産卵場所が減ります。

 スイートコーンの食べる部分は胚乳です、胚乳も花粉が交雑してできあがります。そのため糖度の低い品種の株が近くにあると、その花粉の影響を受けて胚乳の糖度が下がりますこの現象をキセニアといいます。スーイトコーンの栽培ではトウモロコシの他の品種の花粉がかからないように、畝の配置を注意することが必要です。

スイートコーンは10月まで収穫をすることが可能です。は種から収穫まで90~100日ですので、八十八夜からいろんな時期に種まきをして、楽しんでみてはいかがでしょう。