愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

信天翁喫茶ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

「臨床喫茶学」:「信天翁喫茶入門益荒男が茶の道」(山中直樹著)の勧め-2

臨床喫茶学七策

「臨床喫茶学」は、日常の家庭や職場などの社会も含めた生活現場で「臨床哲学」として哲学を実践する大阪大学総長・哲学者の鷲見清一のように、生活総合文化たる喫茶学を日常の場で実践・活かすを目的とします。
臨床喫茶学のある生活実践にあたり、坂本龍馬による新しい社会を実践するための「船中八策」のように心すべき「臨床喫茶学七策」を起草しました。

臨床喫茶学七策
―健康で文化的に生きるために―

:人には皆、価値観による選択の自由がある。人それぞれの道があり、自分の意志、意見を持つ。異質に学び、直心・赤心の議論を大切にする絆を築く。物事を一つの面だけから見たり、人に強要してはならない。

:人類は如何なる理由をつけても殺しあわない。暴力は暴力を生む。殺し、憎しみ、恨みは、その連鎖となり、人類の平和な文明的発展の解決と結びつかない。

:ネバならないをなくすと大切なものが見えてくる。ネバならないは野暮。

:道場文化に留まることなく抜け出す。学びて忘れたるは学ばざるに優る。
レトロに学び、モダンに遊ぶ。風流は決まりきったものではない。

:政治、経済、消費の束縛からの解放を目指す。反俗ではないが非俗。

:秘すれば花のオンリーワンに生きる。独創、創作、創造の未知にトキメキ、喜びを。

:人間は不二元、一回性の命に輝く。個人は組織、国家などからは越えて、自由に広い世界に飛び立ち心のイケメンある自活力と一番大事なことはあきらめずに生きよう。

以上の臨床喫茶学七策を心に、日常茶飯の適意為楽な健康で文化的な生活を送るための実践法を学ぶのが臨床喫茶学です。

ノマドロジー(世界各地を移動し、絶えず外部との関係を拡大しながら遊牧的な生き方をする概念。バーチャルな移動を含む)な生活を楽しむために何処に居ても何かと繋がるグローカル(地域性ある地球的視野)文化をレトロ・モダン(レトロに学び、モダンを創造して育む)にグローカル(地球的視野の発展)するための生活実践が臨床喫茶学の喜び。

信天翁喫茶ワールド
このページの一番上へ