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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

ボールゲーム -28- ボールつり競争

----- 55. ボールつり競争 -----

用意するもの
テニスボール・ガムテープ・棒(細い1メートルの棒の先にガムテープの接着部分を表にして巻く)・平均台・バケツ

遊び方

  • 1スタートラインから、2台の平均台を縦に距離が長くなるようにつなげて置きます。
    そしてスタートラインと反対の位置の平均台の端から1メートルのはなれた所に、ボール10個を入れたバケツを置く。
    スタートラインに1チーム10人がならび、「ヨーイ、ドン」の合図で、先頭が先にガムテームのついた棒をもって、平均台を2台渡って端までいきます。
  • 2そして、もっている棒の先のガムテープに、ボールをくっつけてとります。ボールと棒を片手にそれぞれもって歩いて戻り、次の人と交代し、10人が早くボールを手にしたチームが勝ちです。
    途中でボールを落としたり、ボールを2個以上棒にくっつけてしまったら、もう一度最初からやり直しをします。
  • 3また平均台から落ちたらもちろんやり直し。
    魚つりを思い浮かべる楽しい遊びです。
ねらい
幅の狭い平均台を渡る、平衡感覚を養うとともに、集中力、注意力を育てる。

----- 56. タモでボールつり -----

用意するもの
テニスボール・タモ(川遊び用、昆虫取り用)

遊び方

  • 12人が1組になって、5メートルの距離をとって、お互いに向かい合って立ちます。
    このときに、ひとりは1個のボールを、もうひとりはタモをもちましょう。
  • 2「ヨーイ、ドン」の合図で、ボールが相手に届くように投げ、相手はタモの袋の中へじょうずにボールがはいるように受けます。
  • 3そしてそのボールを手で相手に投げ渡す遊びで、10分間に、ボールをワンバウンドさせないで、ボールの投げ受けが何回できるか数えます。
    底が浅いタモだとボールが入った瞬間に飛び出てころがってしまったり、タモの口は広がりっぱなしなのでせっかく入ったボールでも、タモの扱い方次第で最後までボールの管理ができなかったりします。
ねらい
お互い的確な判断力が目と手、体の協応性を鍛える。
子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117
著者 三宅邦夫
山崎治美
本文・中扉イラスト にじ工房
A5判 126頁
定価 1,620円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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