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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

体力向上ゲーム -20-

----- 111. ボール落とし(2) -----

用意するもの
ドッジボール(ひとり1個)原著を一部改変。

遊び方

  • 20人が1個ずつボールを脇にかかえて散らばって立ちます。
  • 「ヨーイ、ドン」の合図で、脇にボールをかかえたまま反対側の手で、相手の脇にはさんでいるボールをたたき落とす遊びです。
  • だれが最後まで勝ちのこるか、チャンピオンを決めましょう。
  • ただし、相手の脇をくすぐってボールを振り落としたり、脇にはさんでいるボールを誤って一度でも自分で地面に落としたら失格です。相手のボールをたたき落とすまでは絶対に、自分のボールは脇にかかえていなくてはいけません。
  • 相手をねらうことばかり考えていると、後ろからそっとボールに近づいて振り落とされたりするので、たえず緊張感があります。
ねらい
腕力を鍛え、注意力を養い、近づいてきた相手からすばやく体をかわすという機敏性を養う。

----- 112. ボールのタイミング打ち -----

用意するもの
テニスボール・ピンポン用ラケット原著を一部改変。

遊び方

  • きき手にラケットを、反対側の手にボールをもちます。
  • リーダーの合図で上方へ小さくトスしたボールを、ラケットでできるだけ遠くへ打つ遊びです。
  • 室内で窓ガラスなどが割れる心配があったら、大きなダンボール紙を天井からつるして遊ぶとよいでしょう。
  • ダンボール紙をつるすことで、どこへボールを打ったらよいのか、はっきりとした的になります。ボールがダンボール紙にあたって真下に落ちて、窓ガラスにあたらずに安心して楽しめます。
ねらい
きき手とそうでない手を同時に動かすことで、反射神経やタイミングの合わせ方を身につけ、打つ力も鍛えられる。
子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117
著者 三宅邦夫
山崎治美
本文・中扉イラスト にじ工房
A5判 126頁
定価 1,650円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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