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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

ボールゲーム -17- 両手でボールつき

----- 33.両手でボールつき(1) -----

用意するもの
ドッジボール

遊び方

  • 1ひとりでボールを左手と右手にそれぞれ1個ずつ持ちます。
  • 2 「ヨーイ、ドン」の合図で同時に右手と左手でボールをついて、どれだけ続けられるか競争する遊びです。
    どちらか一方の手がボールをつけなくなったら、そこでこの遊びは終了です。

    あわてないで「いち、に、さん、し...」と大きくボールをつけば、2個のボールのはずみぐあいをみながらゆとりをもって長くつくことができます。
    応用として、ドッジボールのかわりにテニスボールでつくと、遊びがむずかしくなっておもしろいです。
ねらい
きき手だけでなく、両方の手が自由に同じように使え、動かすことができるようになり、左ききの人は右手も使えるように遊びながら鍛えられます。
また、2個のボールのはずみを的確にすばやく判断する正確性と注意力、集中力を養います。

----- 34.両手でボールつき(2) -----

用意するもの
ドッジボール

遊び方

  • 1ひとり1個ずつボールをもって立ちます。
  • 2 「ヨーイ、ドン」の合図で、右手で1回ボールをつき、2回目は左手で、3回目は右手で、4回目は左手...というぐあいに、右手と左手で交互にボールをつき、どれだけ長く続けてつくことができるかかぞえて競争します。
    両手でボールをついたり、同じ手で2回以上続けてついたら失格です。

    ボールがたくさんあれば、同時に大勢で楽しむことができて楽しくなる遊びです。
    左ききの子どもでも、遊びながら右手も使うことができるようになり、遊びを長く続けたいためには意欲的に右手でもつくようになるでしょう。
ねらい
右手、左手、右手と意識してボールを見ながらついていると、注意力、集中力が養われ、きき手でない方の手もじょうずにつくように訓練され、腕力も鍛えられます。
子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117
著者 三宅邦夫
山崎治美
本文・中扉イラスト にじ工房
A5判 126頁
定価 1,575円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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