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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

ボールゲーム -16- 回転ボールつき

----- 31.回転ボールつき -----

用意するもの
ドッジボール

遊び方

  • 1手で1回地面にボールをつき、ボールが上へはねあがって地面につくまでに、片足を伸ばして一回転します。
  • 2また手でボールをついて安定させ、ふえなどの合図があったら1回大きくはずませてから片足で1回転......というぐあいにして続け、何回できるか競う遊びです。
懐しい遊び、まりつきを思いださせます。
忘れられつつある、昔からの日本の伝統の遊びを子どもに伝えることは、とても大切です。
この遊びをしているとき、足がボールに触れないようにまわすよう、気をつけましょう。
ねらい
片足で体を支えてもう一方の足で回転するので、平衡感覚を鍛えます。
また、手と足の協応性が高まれば、タイミングがうまくとれるようになります。

----- 32.バランスをとってボールつき -----

用意するもの
ドッジボール

遊び方

  • 1ひとりで1個のボールを持ちます。
  • 2「ヨーイ、ドン」の合図で、片足を前方に伸ばして動かしながら、足の内側と外側で交互にボールを片足でついて、どれだけ長く続けられるか競争します。
日本で古くから伝承されている、まりつきを思い出させてくれる遊びです。
ボールを1回つくごとに、つきやすいように手を大きく動かしてバランスをとるのが長く続けるコツです。
得意とする側の片足だけでなく、反対の側では何回続けられるかためしてみましょう。
ボールを2回以上足の同じ側でついたり、上げている足が地面についたら、それでこの遊びは終了です。できるだけ長くがんばってやってみましょう。
ねらい
目と手と足とボールのタイミングをとることで、平衡感覚を鍛えます。
子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117
著者 三宅邦夫
山崎治美
本文・中扉イラスト にじ工房
A5判 126頁
定価 1,575円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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