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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「春うらら」「黄金柑」

 春だ!!新年度のはじまりで~す。
春うらら、なんとなく気分もソワソワ、みなが笑顔でいられるような季節です。
庭の木々は芽吹き、色々な花が咲きほころんでいます。

桜も満開。きれいですね。
お花見は済まされましたか。私は車で通るくらいで、わざわざ花見に行くことはないです。

今年も名古屋ウイメンズマラソンが3月11日晴天の中、行われました。
毎年我が家の前を通過するので、黄色い声援につられ沿道で応援してしまいます。
選手の名前は全然わかりませんが、2020年東京オリンピックの選考会でもあるようです。

デパートの果物の頒布会で届いたトマトです。
愛知県産加藤農園のフルーツトマト「きわめ」です。
ものすごく甘く、コクのある美味しいトマトでした。

久しぶりにスコーンを焼きました。

プレーン(ナツメグ入り)


チーズ レーズン入り

これも久しぶり。今年になって初めてです。近くのリヨンさんにお邪魔しました。

一番お値打ちなAランチです。デザートはイチゴのグラタンです。 美味しく頂きました。ご馳走さまでした。

今月のテーマは「黄金柑」です。

『黄金柑』 柑橘類の仲間で日向夏に似ています。
【分類】 ミカン科 ミカン属
【原産地】 明治時代に鹿児島県日置郡東市来町近辺で「黄密柑」という名称
で栽培されるようになったのが始まりといわれていますが、もともとのルーツは不明といわれています。原種というより自然交配によって生まれた雑柑類と考えられているようです。
【特徴】 黄金柑は黄ミカンと呼ばれているように、日向夏に似ていて外皮の色が明るい黄色です。大きさは直径5cmほどで、70g~90gほどのものと、小ぶりでカボスのような形をしたものがあります。
皮は大きさのわりに厚みがありますが、手で剥くことが出来ます。皮を剥くと日向夏に似た清々しい香りがします。
白いアルベドの部分は苦味が少なく、日向夏と同じように食べられますがジョウノウ膜が厚く、そのまま食べるのは難しいようです。中のサジョウはレモンと同じような色合いで、一見レモンの酸っぱさを想像してしまいますが、食べるとジューシーで甘く、酸味もありさっぱりとした味と香りを楽しめます。
種なし傾向ですが、あるものも混じっているようです。
【主な産地】 神奈川県、静岡県、愛知県、高知県
鹿児島県では「黄密柑」という名称で生産出荷されています。
【美味しい時期】 3月下旬から4月いっぱい
【栄養/機能性】 柑橘類ですのでカリウムとビタミンCが豊富に含まれています。
カリウムはナトリウムの排泄を促し、高血圧予防やむくみ防止に効果があるといわれています。またビタミンCは免疫力を高め、風邪を予防するといわれています。
【選び方】 皮が鮮やかな黄色で、持った時に重いものを選びましょう。
果皮に張りのあるものを選びましょう。
【保存方法】 直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう。
1週間~10日くらいは持ちますが、なるべく早く食べましょう。
春に出回るので、気温が高い場合はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室での保存でもよいでしょう。
【用途/調理】 マーマレード、ゼリー、ジュース、ケーキ、サラダなど

旬の食材百科「果物」/生活環境研究所ブログ‐食のあれこれ‐/果物情報サイト果物ナビ
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/ougonkan.htm
http://d.hatena.ne.jp/seikatukankyou/20100331/p1
https://www.kudamononavi.com/zukan/citrus/ougonkan

「今回は柑橘つながりでメルゴールドのゼリーを作ってみました。
「メルゴールドゼリー」

材料  1個分


メルゴールド 1個
1カップ
粉寒天 3g
果汁 1/2カップ
砂糖 60g

作り方

  1. メルゴールドを横半分に切り、実をきれいに取り出して果汁を絞っておきます(茶こしでこしておくといいでしょう)。1/2カップ取れます。
  2. 鍋に水1カップと粉寒天3gを入れ火にかけ煮立ったら火を弱めて2分ほど煮ます。
  3. 2に砂糖を加え溶けたら果汁を入れます。
  4. 1の半分に切った器を傾かないように平らに置き、3を流し入れます。2個できます。
  5. 寒天ですのですぐ固まります。
  6. 冷蔵庫で冷やします。
  7. 半分を4つに切ります。
  8. お好きなように飾って召し上がってください。爽やかで美味しいですよ。

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