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マナー美人になろう

栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰・食育伝道師・管理栄養士
テーブルコーディネーター
伊藤 華づ枝

ホームパーティーの開き方&マナー

テーブルマナーとは、決して難しいことではありません。
周りの人や共にお食事する人に迷惑や不快感を与えることなく、楽しい食事時間をすごし、親交を深めるための「思いやり」と言ってもよいでしょう。
マナーを身につけることによって、自信を持ち、美しい姿で食事をすすめることができます。
さぁ、ご一緒に、マナー美人を目指しましょう。

これまで、西洋料理のいただき方マナー、日本料理のマナー、中国料理のマナーについてそれぞれ紹介してきました。第9回目は、ホームパーティーの開き方と招く側&招かれる側のマナーを共に紹介しましょう。




「パー ティー」とか「もてなし」というと、背筋をピンと伸ばして構えてしまう人が多いのはなぜでしょう?「料理が下手だから」、「人が集まるほどの場所がない わ」、「食器もないし・・・」、「むずかしいマナーは気疲れするわ」、こんなことにこだわって、人と人とが心から触れ合えるパーティーを敬遠しているとし たら、とてもつまらないことですね。料理下手でも、器がなくても、あたたかな、人をお招きする心遣いこそが最大のマナーであり、楽しいパーティーの何より も条件です。

パーティーはドラマ、あなたはディレクター
パー ティーを開くためには、何か物語が必要です。例えばあなたが友人らを招いて結婚の報告をするとか、近々発表会で披露する予定の民謡を歌うとか、夢あふれる ように想像を働かせて欲しいのです。テーマを決め、シナリオを書いたら、セッティングのイメージが固まりますから、心からのもてなしができます。
無理のないおもてなしで
完璧なパーティーをめざす必要はないと思います。自分なりのくふうで心のこもったもてなし方法を考えることが、ホームパーティーを催す場合の秘訣でしょう。
食べ物や飲み物は足りているか、部屋は清潔に掃除してあるか、室温は快適かなど、「来ていただいてとってもうれしいわ」という気持ちを伝えることこそ、基 本のマナーです。あまり完璧にしようとがんばってしまうと、お客様はかえってくつろげないものです。
お客様をお待たせしない努力を
チャイムが鳴ったら素早く出ましょう。お待たせしないことが礼儀です。「ようこそ」と笑顔でお迎えすることがもてなしの第一歩です。
お客様の上着を掛けるハンガー類もあらかじめ準備しておくとよいでしょう。雨の日には、身のまわりを拭くタオルなども準備しておきたいものです。
手土産は放置しない
手土産をいただいたら、まずはお礼の言葉を忘れずに。玄関で受け取ってそのまま放置するなどは、もってのほかです。中身を聞いて、パーティーの出席者におすすめするのも良いでしょう。
※招かれた側の注意!!!
手土産には充分に配慮しましょう。ケーキなどはすでに用意されている場合がほとんどです。持参する場合は事前に伝えておくと喜ばれます。またワインなどを持 参する場合は、「別の日に召し上がって下さっても結構です」と伝えましょう。切り花は包みをほどいて飾るのに時間がかかります。その日の料理やコーディ ネートを聞いて事前にお届けするのがスマートではないでしょうか。その点、アレンジ花ならばそのまま飾れますから問題はありません。心を込めたつもりが逆 の結果とならないためにも、心配りが大切です。

【1】献立を決定する
年齢層、目的、人数、予算にあわせて料理の内容を考えましょう。
メインの料理を決めてから、サブメニューを2~3品考えます。事前に用意しておけるマリネ・即席漬け・場持ちの良いチーズなどを入れると良いでしょう。また、食べやすさを基本に考えることも大事です。
味付けは、こってり味やあっさり味、温かい食べ物と冷たいものを取り合わせます。
お寿司を出来合いのものにしたり、料理の持ち寄りを提案するのも、気軽にパーティーを楽しむひとつの方法です。
テーブルに欠かせないのが、飲み物。ビールやワインなどは冷たいものを用意したいので、大きなボウルや花瓶などを用意し、氷の上に浮かべておけば、何度も席を立つ必要がなく、招く側も落ち着いていっしょにパーティーを楽しむことができます。
献立を考えるポイント
どんなパーティーなのかをはっきりと。パーティーの目的、メンバー、季節、時間帯、予算によって、料理の内容を考えましょう。
どんなパーティーなのかをはっきりと。パーティーの目的、メンバー、季節、時間帯、予算によって、料理の内容を考えましょう。
和・洋・中いずれかの料理でも言えることですが、この基本にそって考えると献立が立てやすくなります。主菜を決めたら、副菜の品数で全体のボリュームを考えましょう。
飲み物やパンなどを用意する。
ワイン、ビール、ウイスキーなど、料理との相性とお客様の考え、2~3種類は用意すると良いでしょう。また、ノンアルコールの飲み物も用意しましょう。
メニューカードを作る
メニューカードを見ながら、「次はどんな料理が出るかしら?」と、料理を心待ちに思うことも、お客様の楽しみのひとつではないでしょうか。また、カードはその日の記念にお持ち帰りしていただくとよいでしょう。

【2】リネンを決める
目的にあわせて、リネンを決めます。例えば"ガーデンパーティー"ならば、丈夫で水に濡れても問題のないもの。ビニール製のものや時には使い捨てのペーパータオルのようなものをテーブルナプキンに使っても良いのではないでしょうか。
遊び心を演出するには、アクセントになるような色や、季節感のある柄を選ぶと、テーブルが楽しいものになります。
食器・カトラリー・フィギュアを選ぶ
料理が一番良く映える器は白。カトラリーも清潔にしておきましょう。
初めてのお客様をお招きする時は、置物(トーキンググッズ)を用意することで、話の糸口が見つかります。
食器・カトラリーなどを揃え方

人 数分の取り皿を用意できればよいのですが、現実には厳しいものです。皿はお揃いのものでなくてもOKです。私はむしろ違う皿や箸おきなどを使います。お客 様にもいろいろな食器を紹介することができ、また「今度はあのお皿で食事をしてみたいわ」...などという気持ちを持って頂けたら嬉しいものです。
花や緑でアクセントを
テーブル空間に花や緑は欠かせません。高さを考えることで、空間のアクセントになり、くつろぎを与えます。やわらかな花材は空間に動きを演出します。
気取らず鉢植えを利用したり、花の代わりに果物の盛り合わせを置いてみるのもよいのではないでしょうか。
「ようこそ」の気持ちを玄関に
マンションや団地などでは、よく似た扉が続いていることもあり、来客が迷うことがあります。こうしたことを避けるために。扉にウェルカムボードや案内カードを貼り付けたり、花のリースを飾っておくと、目印となってよいでしょう。
テーブルコーディネートでお出迎え
「玄関を開けるとテーブルコーディネートが華やかだね」とお客様に言っていただけると、うれしいものですね。特に来客時には、すぐに目に入る位置に美しいコーディネートをしておくと効果的です。
まずは一杯のおもてなし
私はお客様が到着されたら、「まずは1杯の飲み物でもてなし」を心掛けています。夏の暑い時には冷たい食前酒を用意しておくと喜ばれます。アルコールやノンアルコールなど、お客様が選択できるように何種類か用意しておくとよいでしょう。
音楽や照明でムードを盛りたてる
心に響く音楽や、その場を盛りたてる照明(キャンドル・ちょうちんなど)は、思い出作りの大切なポイントです。
お開きの合図
終わり良ければすべて良し。照明をパッと明るくする、反対にキャンドルの火を落とすことで、終わりの合図とします。小さなお土産をお渡しすることも、お開きの合図となります。
ホームパーティー上級者になるためにプランニングノートを作る
そ の日のゲストや献立をメモしておくと、今後同じお客様のときに献立がダブル心配がありません。私はいつもメニュープランをするときに、食前酒・前菜・焼き 物・煮物・蒸し物・揚げ物・ご飯・デザート・コーヒーor紅茶...etcというようにメモしていきます。そして事前に買い物リストも作り、当日パーティーが スムーズに進むよう、心掛けています。
事前に招待者に来客リストをお渡ししておく
どんな方がいらっしゃるのか、当日まで知らせないのも、驚きや喜びがありますが、事前に来客を知らせておくことも、話題がつきない良い方法です。
大勢が集まるパーティーでは
大皿料理に各自で好きなものを好きなだけ取り分けることができる、ビュッフェスタイルがおすすめ。
お土産に蒸し物をお持ち帰りいただくのも、よろしいのではないでしょうか
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