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旬のオリジナルクッキング

郷土料理研究家
栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰
伊藤 華づ枝

ベトナム風生春巻き

今月から、このページでは、『今まさにこれが話題・旬!』という食材をとりあげ、大切なお客様や、家族の記念日などに作りたい、おしゃれレシピをご紹介して参りたいと思います。
第1回は「ベトナム風春巻き」のご紹介です。 今、若い女性の間で、「アジアの料理」が大爆発。中でも、ベトナム料理を食べることは一つのファッションにさえなっています。
料理研究家の私としては、これを勉強しなければ時代遅れという焦燥感も手伝って、 先ごろ、ベトナム・ホーチミン市を訪ねました。
ホーチミンはかつてフランス領だったこともあり、緑美しい街並みは、「プチ・パリ」とも呼ばれています。
この町の代表料理は、何と言っても「生春巻き」と「フォー」と呼ばれるうどんです。 又、たくさんのハーブをあらゆる料理に使うことも特色のひとつ。
本日ご紹介する「生春巻き」は、私が現地の「サイゴンプリンスホテル」シェフより直伝された話題の一皿です。
とりどりの野菜とハーブ、エビや卵を彩り良く巻き上げたおしゃれ料理。
「プチ・パリ」の香りに、あなたのセンスを加えて、今夜テーブルに「おしゃれの華」を咲かせましょう。
家族ではライスペーパーの代わりに市販の春巻きの皮などを利用して、更に気軽に楽しんでください。


ベトナム風生春巻き
<材料・4人分>
ライスペーパー
(又は春巻きの皮)
8枚
玉レタス 70g
にんじん 2コ
A 2コ
少々
鶏むね肉 150g
ひとつまみ
大さじ1
大さじ1
ビーフン(皮) 40g
エビ 8尾
青じその葉 4枚
ミント(大葉) 16枚
B ポン酢しょうゆ 大さじ3
ねりごま 大さじ1
ピーナッツ 適宣

<栄養価計算数値>
エネルギー:265kcal
たんぱく質:23.5g
脂質:9.6g
塩分:1.8g
<作り方>
1 レタスを小さめにちぎって、水けをふきます。
2 にんじんはせん切りにし、ごく軽くゆでます。
3 (A)で錦糸卵を作ります。
4 鶏肉をうすく開いて塩と酒をふり、なべに分量の水を入れて中弱火で蒸し煮し、手でさきます。
5 ビーフンは熱湯で戻します。
6 エビは殻つきのままゆでてて水にとり、殻をむきます。
7 ライスペーパーを熱湯につけてしとらせ、同じ模様の方向に2枚ずつずらして並べます。 春巻きの皮の場合は、サッと蒸します。
8 (7)の上に具をのせて、まず両サイドの折りたたみ、きっちりと巻きます。
9 (8)を斜め半分に切り、(B)を混ぜたソースに刻んだピーナッツを混ぜて召し上がります。
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