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旬のオリジナルクッキング

栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰・食育伝道師・管理栄養士
テーブルコーディネーター
伊藤 華づ枝

草もち

このページでは、「今まさにこれが話題・旬!」という食材をとりあげ、 大切なお客様や、家族の記念日などに作りたい、おしゃれレシピをご紹介しております。 第9回目は「草もち」のご紹介です。

シャツの袖を折ってみようかと思うような、暖かさが感じられる季節。 今朝、家の近くの空き地で、柔らかな新芽のヨモギを見つけ、思わず手をのばして 摘み取りました。今日は、「草もち=よもぎもち」を作ってみようと、 幸せな気持ちになっています。

ヨモギは春の野草のひとつで、道端や荒れ地などいたるところに自生し、 特有の香りとほろ苦さを持っています。草もちの材料になることから、 ズバリ「もち草」とも呼ばれ、古くから邪気を払い、疫病を防ぐ野草とされ、 もちなどにされて食べられてきました。

栄養学的に見ても、カロチンが多い有色野菜で、鉄、カルシウムなどの無機質、 ビタミンCなどが多く、栄養価の高い野草です。

最近は、スーパーの野菜売り場にも、栽培されたものが並ぶようになりましたので、 あなたも一度、「草もち」作りにチャレンジしてみませんか?

華づ枝流「柔らかもち」のコツは、白玉粉を少し加えること。 「草もち」なんて、どこにでも売ってるじゃないのと言われそうですが、 手作りのものは、香りと柔らかさが断然違います。

この時期のヨモギは、寒さに耐えて蓄えてきた養分が、つやつやとした柔らかさ・ 香りとなって、地上へあふれ出てきたようなものなので、力強い生命力さえ感じられ、 元気をもらえそうな気がするのです。

手作りならではの「ほろ苦、幸せ体験」を、 是非あなたにも味わっていただきたいと願っています。

草もち
<材料・4人分>
{ 上新粉 150g
熱湯 1カップ
{ 白玉粉 50g
50ml
よもぎ 120
重曹 小さじ1
小豆粒あん
(ゆるめのもの)
300g
8本

<栄養価計算数値(1人分=2本)>
エネルギー:336kcal
たんぱく質:22.1g
脂質:0.7g
塩分:0.1g
<作り方>
1. よもぎは葉先を摘み、熱湯に重曹を入れてゆでます。
2. (1)に水をさらしてかたく絞り、細かく切ります。
3. ボウルに上新粉を入れ、熱湯を入れてさいばしで混ぜ、 熱いうちに手でこねます。 白玉粉を水で溶いて混ぜ、上新粉と共にこねます。
4. (3)をぬれ布巾を敷いた蒸し器にちぎってのせ、 15~20分間程蒸します。
5. (4)を冷水に布巾ごとサッととり、すり鉢でよくすった よもぎと共にすり混ぜます。
6. 水で手をぬらしながら、(5)を24等分のひと口位に丸めて 3コずつ串に刺し、あんをかけます。
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