インターネット公開文化講座

旬のオリジナルクッキング

エビの春巻きスティック

このページでは、「今まさにこれが話題・旬!」という食材をとりあげ、 大切なお客様や、家族の記念日などに作りたい、おしゃれレシピをご紹介しております。 第10回目は「エビの春巻きスティック」のご紹介です。


季節は春。今が一番おいしい新タケノコと、低脂肪であっさち味のエビを、 棒状に巻いた、まさに「春」の点心なのです。写真でおわかりの通り、 そのまま手で持って食べられるスナック感覚の一品は、ビールのお相手に、 子どものおやつやお弁当にうってつけ。 これは、私が最も得意とする創作料理なのですよ。

「エッ! 先生にも得意、不得意の料理ってあるの?」って聞かれてしまいそうなので、 ここでちょっと告白。

 その昔(と言っても、昔、昔、大昔ではありません。念のため) まだ新米主婦だった私は、料理研究家の卵だというメンツも手伝って、 毎日せっせと料理作りに励みました。

習いたてのフランス料理や、イタリア料理、中国料理などをアレンジし、 ありったけの料理を並べて、夫の帰りを待ったのです。 実に3ヶ月のもの間、まったく同じ料理を作らなかったのですから、 どれくらい気合が入っていたか、想像がつくでしょ。

しかし、帰宅した夫の顔は日に日に険しくなり、ある日突然、彼は爆発したのです。 「いい加減にしてくれないか。僕は、こんなわけのわからない(失礼な!)料理じゃなくって、 里芋の煮っころがしや、みそ汁などの普通のおふくろの味でいいんだ!」と (彼は田舎育ちで、母親の素朴な料理だけを食べて育ってきた)。もちろん私は、 「実家に帰らせていただきます」と大喧嘩に。

しかし、今では、私の作る料理の全てをおいしいと喜ぶようになり、

特に今回ご紹介のこの春巻きは、タケノコとエビのプリプリ感と、マヨネーズの風味が絶妙と、 彼が最も好きな一品となっています(と、のろけておきましょう)。

エビの春巻きスティック
<材料・4人分>
エビ(中) 12~15尾(約200g)
青じその葉 10枚
たけのこ(ゆで) 70g
A{ 小さじ1/3弱
こしょう 少々
かたくり粉 大さじ2~3
マヨネーズ 大さじ2~3
春巻きの皮 10枚
小麦粉のり 適宜
揚げ油 適宜

<栄養価計算数値>
エネルギー:331kcal
たんぱく質:14.0g
脂質:13.1g
塩分:1.7g
<作り方>
1. エビは皮をむいて背ワタを取り、包丁を刻んで粗くたたきます。
2. 青じその葉は粗みじん切り、タケノコは細いせん切りにし、 水をギュッと絞ります。
3. ボウルに(1)、(2)、(A)を入れてよく混ぜ、 10等分にします。
4. 春巻きの皮に(3)を細長くのせ、周りに小麦粉のりをつけて、 くるくると棒状に巻き、油で揚げます。
5. 根元を食べやすいように紙で包み、器に盛ります。 好みでくし形に切ったレモンを添えます。