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インターネット公開文化講座

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季節の保存食を作りましょう

栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰・食育伝道師・管理栄養士
テーブルコーディネーター
伊藤 華づ枝

第9回 フルーツ酢・万能しょうがみそ

前シリーズでは「愛する人に作りたいスイーツレシピ」と題し、お菓子の歴史やその名前の由来、誕生秘話などを取り入れながら、家庭で作りやすいスイーツレシピをご紹介しました。
今シリーズでは、「心にゆとり」を生み出す、本物の味・最新の保存食レシピをご紹介しています。
旬の食材は味も栄養価も充実している・値段が安いなどの長所がいっぱい!!
毎月2つずつテーマ食材を決め、レシピや栄養価についてご紹介しております。

第9回目の今月は、「フルーツ酢」と「万能しょうがみそ」です。

1.フルーツ酢

「酢を飲むことは健康に良い」とフルーツ酢が流行し、定着しました。
市販品がたくさん出回っていますが、家庭で作ると色が美しく出て来る様子も楽しめます。
お好きなフルーツと砂糖、酢をビンに入れて置くだけで出来上がる、手軽さも魅力のひとつです。
これから暑くなる季節に、手作りのサワードリンクで健康保持に役立てて下さい。
おもてなしドリンクとしてもおすすめです。

伊藤華づ枝作
フルーツ酢4種

酢には、いくつもの効能があります。

  1. 食欲増進
    酢には、消化酵素の働きを活発にする効果があります。
  2. ダイエット効果
    酢酸がエネルギーを燃焼し、アミノ酸が脂肪を分解します。
    某酢メーカーが研究した結果によると、酢を毎日大さじ1~2杯ほど摂取すると、内臓脂肪が減少したり、体重が減る効果があるそうです。
  3. 疲労回復
    疲れると体(筋肉)にたまる乳酸を、酢のクエン酸が燃焼してくれます。
  4. 防腐・殺菌効果
    殺菌力が高いため、食材の腐敗を防ぎます。
  5. カルシウムの吸収率向上
    野菜やフルーツのビタミンC酸化酵素=アスコルビナーゼの働きを抑制し、ビタミンCやビタミンEを効率よく吸収する働きをします。

 

ブルーベリーサワー

※色がよく、香りが良いのが特徴です

材料 作りやすい分量
ブルーベリー 1パック(150~200g)
氷砂糖 300g
穀物酢 300ml

作り方

  1. ブルーベリーを手早く洗い、ペーパータオルで水気を拭きます。
  2. 貯蔵ビンに1.と氷砂糖、酢を入れます。
  3. 涼しい場所に置き、氷砂糖が溶けたら、こして冷蔵庫で保管します。

≪飲み方≫

★そのまま飲んでも、炭酸水や牛乳・豆乳などで割って飲んでも楽しめます

★水の場合は、出来上がりのフルーツ酢大さじ2杯を150mlの水で割ります

★フルーツ酢作りのポイント★

《貯蔵ビンについて》
果物を入れやすい広口のもので、中身の見える透明なビンが良いでしょう

《酢》
穀物酢・米酢・黒酢などたくさんの種類の酢が売られています
お好みの酢をご使用下さい

《砂糖》
氷砂糖は純度が高いため、フルーツの風味を損なうことなく、透明感のある上品な味に仕上がります
グラニュー糖や黒糖などを使用しても良いでしょう

飲むフルーツ酢
材料 分量
(1ビン分)
作り方
<いちご>
  1. いちごは洗わずにヘタを切り、ペーパータオルで汚れを拭きます。
  2. 貯蔵ビンに1.と氷砂糖、酢を入れます。
  3. 涼しい場所に置き、氷砂糖が溶けたら、漉して冷蔵庫で保管します。
いちご 200g
氷砂糖 400g
穀物酢 400ml
<はちみつとレモン>
  1. レモンはよく洗い、水気を拭きます。
  2. レモンの皮をむき、果肉は1cm厚さの輪切りにします。
  3. 皮は白い部分をそぎとり(苦くなるため)、黄色い皮のみにします。
  4. 貯蔵ビンに2.と3.、氷砂糖、はちみつ、酢を入れます。
  5. その後は「いちご」と同様に作ります。
レモン(あれば無農薬)の果肉 2コ分
レモン(あれば無農薬)の皮 1コ分
氷砂糖 150g
はちみつ 1/2カップ(150g)
りんご酢 200ml
<甘夏>
  1. 甘夏の皮をむき、1.5cm厚さの輪切りにします。
  2. その後は「いちご」と同様に作ります。
甘夏 2コ(800g)
氷砂糖 300g
穀物酢 500ml
<レモンとしょうが>
  1. 新しょうがは汚い部分のみ取り除き、薄切りにします。
  2. レモンは皮をむき、5mm厚さの輪切りにします。
  3. 貯蔵ビンに1.と2.、氷砂糖、酢を入れます。
  4. その後は「いちご」と同様に作ります。
新しょうが 150g
レモン 2コ(200g)
氷砂糖 500g
穀物酢 500ml
<パイナップル>
  1. パイナップルは皮と芯を取り、1cm厚さに切ります。
  2. その後は「いちご」と同様に作ります。
パイナップル 正味200g
氷砂糖 300g
穀物酢 300g

2.万能しょうがみそ

野菜や豆腐、おでんなどにつけたり、ご飯との相性も抜群の「万能しょうがみそ」をご紹介します。

しょうがは食欲をそそる独特な香りと風味を持ちます。
強い辛みはジンゲロンとショウガオールによるもので、ジンゲロンは血行を促進し、体を温める効果や殺菌効果もあります。
しょうがの甘酢漬けや紅しょうが(梅酢漬け)を寿司に添えたり、お弁当に入れる理由は、しょうがに殺菌成分があるため、防腐を期待するものです。
魚のみそ煮には、必ずしょうがを入れるなど、しょうがとみその相性が良いことは知られています。
しょうがの独特な香りと辛み、みその濃厚さで食が進むこと間違いなしです!

万能しょうがみそ

※たくさん作って冷蔵保存も出来ます

材料 作りやすい分量
合わせみそ 大さじ2
砂糖 大さじ3
みりん 大さじ2
しょうが(すりおろし) 小さじ1
すりごま 大さじ2

作り方

  1. 材料をすべて混ぜ合わせます。

≪活用方法≫

  1. 今市かぶ(又は玉かぶ)4コは軸を切り落とし、皮をむいて食べやすい大きさに切ります。
  2. 1.を鍋に入れ、たっぷりの水と昆布10cmを入れてやわらかくなるまで煮ます。
  3. 2.がやわらかくなったら、薄口しょうゆ小さじ2を加えて5分間程煮ます。
  4. 器に3.のかぶをのせ、万能しょうがみそをかけます。

※写真はへぎ柚子を添えました

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